生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

レソト:栄養改善と農村開発事業

期間
2009年5月~2012年4月(3年間)
地域
レソト センク川渓谷一帯 (特に支援があまり届いていない地域)
対象者
コミュニティヘルスワーカー(CHW)50名、 農業普及員24名、11コミュニティ(69村)のうち特に困難な状況に置かれている500世帯(約2,500名)
ドナー
外務省 他
事業規模
約84,000,000円(3年間)

背景

レソトでは、人口の半数以上が一日2ドル以下で生活をし、また、その3分の1の家庭では女性が世帯主であると言われています。人口の82%は農村地域で暮らしています。農業はレソトの国民総生産の15%しか占めていませんが、人口の60%にとっては主な収入源になっています。しかし、地理的に干ばつの影響を受けやすく、農業関連の雇用機会も減少し、非熟練労働を求める人々が増え、それが賃金の下落をもたらすという悪循環を生み出しています。また、レソトでは5人に一人がHIVに感染しているとも言われます(HIV感染率は世界で第3位)。せっかく薬の投与をしても、その効果を十分に得るためには微量栄養素が必要であり、近年起こっている気候変動や干ばつによる食糧難の打撃は、HIVと共に生きる人々にとっては一層深刻なものとなっています。

事業目標

レソトのセンク川渓谷一帯を中心とした支援のあまり届いていない地域において、世帯主が女性や子どもである家庭、HIV陽性者やエイズ患者を含む世帯など、特にコミュニティの中でも困難な立場に置かれている人々の生計向上と自立を目的としています。また2008年4月~10月末まで、ジャパン・プラットフォーム(JPF)の支援でこの地域において干ばつ被災者支援として同様の事業を実施しており、この事業では、JPF事業で得られた成果をより強化・促進することを狙いとしています。

主な活動

上記の成果を出すために、次の活動を実施します。

① コミュニティヘルスワーカー(CHW)を通じた栄養・健康管理指導
CHWへの定期的な能力強化研修とモニタリングを行うことで、CHWが、特に5歳児以下の乳幼児の栄養・健康状態をきちんと把握し、必要に応じた対応(最寄りのクリニックなどへの搬送やその他の支援へのアクセス)ができるように支援します。

②生計向上のための農業支援(環境保全型農法指導)
環境保全型農法(Conservation Farming)は、農作物の栽培が非常に厳しい環境条件のレソトにおいて、土壌に含まれるわずかな水分を最大限に活用し、効果的に作物を育てることができ、国内でも奨励されている農法です。すでに実施している家庭菜園に加え、メイズ・豆類の収穫量を増やすことで、対象世帯の生計向上を図ります。各コミュニティから選出された農業普及員を育成し、彼らを中心に対象者への環境保全型農法の指導を進めていきます。

関連リンク

レソト「センク川渓谷における干ばつ被災者の栄養改善事業」終了報告へ

天空

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