生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。

東ティモール:農村地域の生計向上事業

期間
2016年2月~2019年2月(3年間:36ケ月間)
地域
エルメラ県アッサベ郡の4村内22集落村
対象者
平均約15名からなる30の農民グループ(約450名)、うち10の農民グループは女性だけで構成。
ドナー
外務省、CARE支援組織等
事業規模
約8,200万円

事業の背景

rural_empowerment1.jpg

首都ディリから南45キロに位置するエルメラ県アッサベ郡は、貧困に苦しむ農村地域で、人々の暮らしはコーヒー生産とその収入に過度に依存しています。また、気候変動に伴う災害の多発により農業生産は安定していません。このような脆弱な生活基盤に加え、農作業や家畜の世話、市場での農産物の売買等において、女性が重要な役割を担っているにもかかわらず、生活に関わる意思決定の場への女性の参加が十分に確保されていません。その結果、地域の貧困が助長されています。



事業目標

この事業では、農業分野における持続的で多様な生業手段の構築に向けて、災害等にも強い農業技術を適用し、農産物の安定的な収穫と生産性の向上を目指します。また、農産加工品の技術移転によって、収穫物の一部や加工品を市場で販売できるよう、積極的に地域農業を経済活動へと繋げていきます。同時に、その過程においては、女性たちが経済活動や意思決定にも積極的に参加できるように、女性のエンパワメントも図っていきます。

主な活動

rural_empowerment.jpg

1.技術研修と実演
災害に強い農業技術研修、農産加工品技術研修、販売のためのビジネス研修、農業技術の実演、市場販売フェアの実演などを通じ、農民グループは、必要な技術と知識を身に付けます。

2.集落強化に向けたアクションプラン策定
技術研修等の活動の集大成として、農民グループが地域の生業の安定と向上に向けた中長期計画を策定することで、事業終了後も農民グループが自立して活動を継続実施していくために必要な力を身に付けます。

3.女性のリーダーシップ育成と男性を巻き込んだ活動
 農民グループの女性メンバーを対象に、女性のリーダーシップを育成するとともに、農民グループの男性メンバー、女性メンバーの夫、郡男性職員らを対象に、文化的社会的な男女の役割分担や差別について、男女の意識と行動の変化を促します。

これら活動を通じ、地域が主体となって、継続的な生活の向上につなげていくことが期待されます。

関連情報

東ティモール:啓発教育雑誌「コミュニティラファエック」を通した農村地域のエンパワメント事業

CAREフォトギャラリー「歩き出した東ティモール」フォトジャーナリスト 佐藤慧

CAREフォトギャラリー「~Lolo sae~ 東ティモールの日の出」フォトジャーナリスト 佐藤慧

CAREスマイルギフトキャンペーン

実施プロジェクトを支援する方法

CAREのサポーターになって活動を支えるさまざまな方法があります。

支援する >>

  • CAREパッケージ
  • CARE支援組織
  • ジェンダーハンドブック
  • フォトギャラリー
  • accountability2012.jpg