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CAREが授けてくれた栄養教育の利点 -サディアさんのお話し

sadia_GGII2018.png サディア・モハンマドさん(30歳)さん
サディアさんの初めての出産は、死と隣り合わせでした。ラングビンシ保健センターでの妊婦健診では、常にめまいや全身の痛みを訴えていました。彼女はまた、脚や手にひどいむくみもありました。

「妊娠中は、自分が死んでしまうのではないかと思いました。通常の妊産婦ケア以外に、月に2回は保健センターで診察を受けなくてはならない状態でした。医師からは、私は貧血状態にあり、外科手術による分娩が必要であると告げられもしました。ヘルスワーカーから指定された食品を買うためのお金を夫に求めても、病院に同行したことのない夫は、知らんぷりをするだけでした。私は最初の出産を終えて、二度と妊娠はしないと心に決めました。」

最終的にサディアさんは、外科手術をせずに出産することができました。しかし、合併症が残り、彼女は一週間近くを病院で過ごさなくてはなりませんでした。その後、産まれた子どもは栄養失調になり、乳幼児健診に行くたびに、侮辱を受けることもありました。夫はそれでも、家族を顧みることがなかったのです。

CAREの栄養改善事業(2年次)の活動により、サディアさんはSonyawuni村内貯蓄貸付組合のメンバーになり、そこでグループの世話役(Mother Facilitator)から、育児や栄養など、ためになる教育セッションを何度も受けました。また、栄養教育係による調理実演や、コミュニティ・ヘルス・ボランティアのセッションにも参加することで、より確実な知識を得ることができました。

「育児に関する興味深いディスカッションに参加して、もう一度妊娠することを決断しました。そして今回は、喜びにあふれたものになったのです。私はまず、毎回の食事が3つの食品群からなるものであるようにしました。緑黄色野菜を十分に摂取するようにとの世話役の指導に従い、また、ヨウ素強化塩を使用すること、マギー(合成調味料)の使用を控えること、野菜をゆですぎないことなどを心掛けました。妊娠中に行うべきと指導を受けたことや、処方されたことすべてを、きちんと実践したのです。」

こういった指導と、サディアさんの努力の結果、2度目の妊娠で彼女が病院を訪れた回数は、たったの一回。そう、出産当日だけだったのです。

次に、彼女の夫のサポートについて尋ねてみました。今回はすばらしかった、との答えが返ってきました。

「CAREとPARED(パートナー団体)の事業から派遣された、男性啓発員の存在が、夫を変えるのに重要な役割を果たしたと信じています。夫は、看護師が指定した食料品を購入する私を支え、それどころか、出産のときに私を病院まで送り届けてくれたのですよ。」

2017年10月、サディアさんは、健康でふっくらとした女の子の赤ちゃんを、無事に出産しました。そして、所属するグループの世話役が、専門的な母乳育児について指導をしてくれました。

「世話役の人たちから母乳育児の指導を受けて、それがとてもためになっています。これからも、育児について学んだことはすべて、やり続けるつもりです。ココプラス(栄養補助サプリメント)も、絶対にきらさないようにします。」

さらにこう付け加えました。

「多くのコミュニティが、私と同じ恩恵を受けますように、そしてこの素晴らしい事業が続いていくために、CAREとパートナー団体に神様の祝福がありますように。」


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