生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

KIDS ルームができました!(山田町)

[ 2011.10.30 ]

被災地でよく耳にする声の一つに、「子供の遊び場が欲しい」というものがあります。
屋外は瓦礫が多くて危ないし、かといってと仮設住宅内はスペースもなく、近所に声が響くのも気兼ねだし、といった状況なのだそうです。
そこで、山田町社会福祉協議会と協力して、山田町の中心部にある旧山田病院の建物の一室にKIDSルームを作りました。

山田病院は、震災後、町から少し離れた高台にプレハブの仮設病院を建設して移転しました。そして空になった旧山田病院の建物には、現在、被災した銀行や社会福祉協議会、法律相談室、商店や理髪店などの仮事務所や営業所が置かれ、町の人たちの生活の要所となっています。また、この建物内には、社会福祉協議会が設置した写真閲覧室もあります。震災後、ボランティアの方々によって集められ洗浄された思い出の写真が、一枚でも多く持ち主のところに戻るよう、常設展示し自由に閲覧してもらうスペースです。KIDS ルームはこの写真閲覧室のすぐ隣に設けられました。子供連れのお母さんたちも安心して時間を気にすることなく写真を見られるように、また他の用事も済ませられるように、という配慮です。
KIDSルームには、子供たちが存分に寝転がって遊べるよう床にソフトマットを敷きました。遊び道具として大型のブロックも置きました。すぐ脇には、お父さんやお母さんが遊んでいる子供の様子を見ながらゆっくりコーヒーを飲める場所も準備されました。

さて、オープンの日。かわいく飾り付けされた遊び場に子供たちが来てくれるか、遠慮気兼ねなく思い切り遊んでもらえるか、少々心配もありましたが、そんな心配など全く無用でした。
最初は恥ずかしそうにしている内気な子供たちも、ブロックで家やら乗り物やら思い思いの形を作っていくうちに自然と遊びの世界に引き込まれていくようで、次第に笑い声が大きくなり、全身で遊び始めるのが傍目にわかるほどでした。
そして、一緒にやって来たお父さん、お母さんたちの表情も、子供の笑顔が大きくなるにつれ柔らかくほどけていくのが見えました。

「地震で怖い思いをして、その後の親の緊張も伝わって、思い切り遊べる場所も無くて。そういった事が子供にとってものすごいストレスになって溜まっていると思うんです。」
KIDSルームを訪れた親御さんたちから一様に聞かれた言葉です。子供たちがストレスを抱え、それを見るご両親たちにも新たなストレスが蓄積される。そうしたストレスの連鎖が感じられました。

子供の笑顔は、親にとっての大きな活力源です。
子供たちが開放されて、親もひと時、息が付ける、KIDSルームがそういう場所になってくれることを願います。



LEGOグループ.JPG

室内は歓声で大賑わい。子供たちの夢の世界です。

家つくり.jpg

お母さんも一緒に、夢中で大きなお家作り。








完成.jpg

「完成ー!」











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