生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
東日本大震災ブログ

仮設団地・福祉施設のトイレにヒーター付便座を設置(山田町)

[ 2012.3. 9 ]

3月とはいえ、まだまだ寒い日が続く東北の被災地。
特に寒冷地仕様として作られているわけではない仮設団地などでは、初めて迎える厳しい冬を通じて、順次、住環境の改善が行われてきました。
CAREでも先月、山田町内の仮設団地に除雪用具を収納するための倉庫の設置を行いましたが、引き続き冬季住環境改善の一環として、4つの仮設福祉施設と、町が行う仮設介護・福祉拠点作り事業の一つである「ほっとサポートセンター」の活動拠点が置かれた6つの仮設団地の集会所内、合計17カ所のトイレにヒーター付便座を設置しました。

今回の支援において最初にニーズの声を聴いたのは、「ほっとサポートセンター」の生活支援要員の方からでした。
「仮設住宅の集会所を利用される皆さんが、冷たい便座に座ることができず、失敗される事が多くなった」というものです。ちゃんと座れないと、ただでさえ寒さで固まった身体にも負担が掛かるだろうし、水洗設備の凍結も心配、ということでした。
同じような声が仮設福祉施設の職員さんからも聞こえてきました。便座の冷たさを少しでも緩和できるよう、布製のカバーなどを掛けたいけれども、洗濯が追い付かないほど頻発するのでそれもままならず、利用者の方も難儀されている、という事でした。

暖房の効いた室内から一気に気温の下がるトイレに入ることで、身体に急変を招いてしまう事もあり得るし、冷たい便座に座りたくないがためにトイレに行くのを我慢して病気になってしまうことも考えられます。便座の冷たさが、利用者本人の身体や周囲のスタッフの負担を増すことにも繋がっていく 。
生活を営んでいく中で見えてくる改善要素は本当に大小様々、たくさんある事が、今回聞こえてきた声からも垣間見えました。

2月から順次、開始したヒーター付トイレの設置は、3月初旬に全て終了しました。

便座取り付け.JPG

仮設福祉施設のトイレで。
設置作業はCAREスタッフと
施設職員さんとで行いました。

便座.JPG

これで利用者の負担と心配が
軽減されることを願って!













関連リンク
CAREの活動を支援する
東日本大震災被災者支援事業

本件に関するお問い合わせ先

Tel: 03-5950-1335 広報担当

-->
  • CAREパッケージ
  • CARE支援組織
  • ジェンダーハンドブック
  • フォトギャラリー
  • お名前

    ふりがな(かな)

    登録メールアドレス(半角)

  • accountability2012.jpg