生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
女性企業家 x CARE事務局長 武田勝彦 リレー対談

第10回対談 古橋あや香さん SHY FLOWER PROJECT 代表

[ 2015.6.22 ]

CAREは「女性と女子」に焦点をあてた活動を行っています。
社会で活躍されている女性企業家の方から、彼女らが日常どのように国際協力について考え、また実際に関わっておられるのかを探っていきます。

古橋あや香さんのご紹介

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第10回 古橋あや香さん SHY FLOWER PROJECT 代表

1985年名古屋市生まれ。(株)リクルートで企画営業を経験後、環境広告サステナで
コピーライター/プランナーとなる。現在は、廃棄花を再生するプロジェクト「SHY FLOWER PROJECT」代表を務めつつ、コピーライター/CMプランナーとしても活躍。
2014年に長男出産。

多様な働き方を気負いなく示している古橋あや香さん

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SHY FLOWER PROJECT代表を務めながら、コピーライター/CMプランナーとしても活躍する古橋さんは、どこにでも1歳を過ぎたお子さんを同伴されるとのこと。それが、仕事関係者との打ち合わせであっても、対談であっても。この現代社会の流れ中、ご子息の同伴を断られたことはないそうです。保育施設を見つけることが大変な都市部の生活では、必死になって受け入れてくれる保育園を探して、子どもをあずけて、働くのではなく、仕事の場に子どもを同伴するという、新しい発想に開眼。その気負わない、ワークライフバランスをうまく保っておられる生き方にまずは驚きました。

そして、次に驚いたことは、代表を務める「SHY FLOWER PROJECT」の発足の経緯。「SHY FLOWER PROJECT」とは、1日や数時間で捨てられてしまうパーティーやイベント、テレビ番組などで使われた花をクリエイティブに再生し、新たな価値を加えるアートプロジェクト。具体的には、きれいに咲いたまま捨てられる花をイベント会場やお花屋さんから回収し、ドライフラワーを作成。それをフラワーデザイナーがコサージュやリースなどに新しく蘇らせる活動です。

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2012年のとある日、数時間で捨てられてしまう花はもったいない!と思い立った古橋さんは、160軒ものお花屋さんに電話をかけ、花の流通の現状を調査。1軒のお店から花の回収に成功し、活動をスタート。この行動力は、(株)リクルート時代に培った営業力からきているといいます。そして何より、「私はとても執着心が強い」という古橋さん。
こうと思ったら、何が何でもやりとげたいという執着。このプロジェクトも人のためでなく、自分のためにやっていると公言する古橋さん。とはいいつつも、その活動に共感を受けた人たちの輪が広がり、たった一人で始めたプロジェクトは、現在10名のボランティアに支えられ、フランスにも「支局」を持つまでに。

わかりやすく伝える努力を重ねる
その成功の秘訣には、プロジェクトを小学生でもわかる簡単な言葉で、ポジティブに伝えたことにあるといいます。その一例は、「Vision 100」に現われています。成し遂げたいことを具体的に言葉で示しています。そしてその言葉に共感した人の輪が着実に広がっています。

現在、CAREが進めている、捨てないで、あつめて、送って、寄付に変えるプロジェクト「あつめて国際協力」も、この数年、堅実な伸びを見せています。双方のプロジェクトを比較する中で、「私は自分がやりたいから、自分のためにこのプロジェクトをやってきて、誰かのためとか考えたことがなかった」と自らの活動を見つめ直す古橋さん。これまで、誰かのためではなく、お財布に小銭がたまるのが嫌だったから寄付をしてきたそうです。


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古橋さんから女性たちへのメッセージ
最後に、ご自身を含めた女性たちに、「自分のことではないことにも時間を使っていきましょう」とのメッセージをいただきました。「プロジェクトをもっと人に役立つものにできないかこれから考えていきたい」と抱負を述べておられました。

お仕事中の古橋さん

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お花を回収する古橋さん

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イベントに参加された方々と

事務局長のコメント

CARE事務局長 武田勝彦


今回初めてお子さん連れでの対談をしてみました。古橋さんは動き回るお子さんに気を止めながらの対談。ママさんは相当たいへんだったかと思います。お疲れ様でした。一方、お子さんはママが近くにいるのでニコニコ顔で遊んでいたのは対照的でした。

このShy Flowerプロジェクトはまさに古橋あや香さんプロジェクト。組織化していくことなく、プロジェクトでずっとしていくそうです。古橋さんのこのプロジェクトへの執着心が伺えます。100にのぼるビジョンをどんどんと成し遂げて行ってもらいたいものです。我々も「こんな人にも協力してもらいたい、あんな人にも寄付してもらいたい」「CAREの活動を通して、この人をしあわせにしたい」と考えるようにしてみたいです。

第14回対談 猪熊真理子さん 株式会社OMOYA 代表取締役社長

第13回対談 母里比呂子さん 株式会社hirondelle 代表取締役

第12回対談 駒崎クララさん 株式会社KoLabo代表取締役社長

第11回対談 神宮司希望さん 株式会社eggcellent取締役最高執行責任者(COO)

第10回対談 古橋あや香さん SHY FLOWER PROJECT 代表

第9回対談 西出博美さん NPO法人 ぱぱとままになるまえに 代表

第8回対談 堀江由香里さん NPO法人Arrow Arrow 代表理事

第7回対談 黒田幸さん 株式会社KARAFURU 代表

第6回対談 渡邉さやかさん 一般社団法人 re:terra 代表

第5回対談 林民子さん ダブルツリー株式会社 代表取締役

第4回対談 新舘祐子さん NPO法人「KIDS CHEER プロダクション」理事

第3回対談 山本麻理子さん プライベートフォトスタジオ「HOME」経営者

第2回対談 田中葉月さん 国際教育関連会社 理事

第1回対談 上野沙也加さん 有限会社ロイヤルガーデン代表取締役

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