生きるチカラを信じて支える ケア・インターナショナル ジャパンは、貧困の根源の解決に向け、災害時の人道支援を行うとともに、「女性や子ども」に焦点をあてた活動を通して、最も困難な状況になる人々の自立を支援しています。
女性企業家 x CARE事務局長 武田勝彦 リレー対談

第2回対談 田中葉月さん 国際教育関連会社 理事

[ 2012.9. 6 ]

CAREは「女性と子ども」に焦点をあてた活動を行っています。
社会で活躍されている女性企業家の方から、彼女らが日常どのように世界で起こっていることや国際協力などについて考えておられるのかを探っていきます。

田中葉月さんのご紹介

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毎日を小さな感動で彩る
1979年生まれ

第2回 田中葉月さん 国際教育関連会社 理事

アメリカ滞在中に2児を出産。子育てをする中でアメリカの教育を学び、帰国後、国際教育関連の会社と学校を設立。Self-motivate、Creativity、Global perspective、Self-motivateを理念に掲げ、国際的で多様性のある、「子どもが自ら行動を起こし、新しいことを学びたくなるような楽しい環境」作りを目指していらっしゃいます。学校では毎年、一般の方々にも開放したチャリティーイベントも行われており、子どもや父兄、関係者で協力して作り上げた利益の一部を教育関連の団体に寄付されています。プライベートでは母親業をこなされながら、『25ans』エレガントブログ"Hazuki's favorites"のブロガー、起業家コミュニティーサイト『festivo』のコラム二ストとしても活躍中。言葉を通じて女性や起業家に温かいエールを送っていらっしゃいます。

"プラスの法則"で周囲に幸せを広げる  田中葉月さん

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"先に繋がらないことは言わない"、
"ガス抜きもポジティブに"、一つ一つの言葉から
確固とした姿勢が伝わってきます。

型にはめない教育で、国際社会に貢献できる人づくりを

田中さんが国際教育の分野に携わられるようになったきっかけは、帰国子女であるお子さんの学校探しだったそうです。英語でのびのびと学べる環境で育てたい。けれども"英語を学ばせる"詰め込み式の環境は違う気がする。そこで、パートナーの方と共同で起業。8年前、ご出身地である葉山に、ご自身が求める教育の場を実現する学校を開校されました。
"型にはめない"、"自分たちで考える時間を作る"、多様性のある環境で幼児期に学ぶべきものを学び、自主性を育てることで、国際社会に貢献できる人づくりを実践されています。


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人に寄り添い、プラスの法則で"ハッピー"を広げる

そんな田中さんの信念は、「良質な人との繋がりがある環境が子どもを育てる」というもの。田中さんご自身、常に誰かが側に居られ、いろんな方との良質な関係があったからこそ今の自分が在るとおっしゃいます。そして、だからこそ自分自身も良質な人間でありたいと思い、日々を過ごす姿勢にぶれることなく居られるのだとおっしゃいます。 "人との繋がりを大切に"というメッセージは、田中さんが書いておられるブログの中でも至る所で感じ取られます。

「起業家は孤独と言われますが、今のスクールはスタッフみんなの力が合わさってできたもの。だから私は孤独じゃありません。"側に誰かが居ること"の大切さを私自身、良く知っています。だから、誰かがつぶれそうな時には勇気が出るような言葉をかけ、味方になって寄り添っていたいと思います。
また、こんな素敵な考え方も聞かせてくださいました。
「言われて嬉しいと思った他人の言葉は、自分も誰かに対して使いたい。良いなと思える行動を誰かがしたら、私も何かしなきゃって思う。そんな風に、毎日の中にプラスの法則を作り上げるんです。」
小さなことに感動する気持ちを忘れずに、プラスの法則を実践してハッピーな気持ちを広げていきたい。そうした思いは日頃から子どもたちにも伝え、教育に活かしていきたいとおっしゃいます。

子どもの教育について思うこと

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アフガニスタンの事業について現地の写真を交えながら説明。
「女性の活躍の場は?」「町を出ずに一生を終える人も居る?」
いろいろな質問が出されました。

 

CAREが実施している「アフガニスタン遠隔農村地域におけるコミュニティ運営による初等教育事業」の活動について話しが及んだ時には、ご自身も教育分野に携わっておられるという事もあり、女の子が学校に行くという発想自体が薄いという現状や、事業実施による人々の意識や状況の変化などに対して、いくつもの質問を返しながら真剣に耳を傾けていらっしゃいました。特に、母親の変化が家庭やコミュニティの変化に大きな影響をもたらしたという話しには、深くうなずきながら思考を巡らせていらっしゃいました。

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「今回のCAREとの出会いを大切にしたい」と田中さん。
こちらこそ、今後とも宜しくお願い致します。  


「初等教育は特に、人が生きていく上での基礎を作り、心の教育が行われる重要なものだと思っています。男女の隔てなく、みんなが学べるような環境であってほしい。環境を変えるのは難しく、大きな力が必要になりますが、誰かが動きを起こさなければ始まらないし、小さなことの積み重ねが変化につながっていくんだと思います。少しでも良い方向に動いていくように、私もできる事をお手伝いしていきたい。」
対談の最後に、田中さんからいただいた力強いメッセージでした。

お仕事中の田中さん






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葉山の自然に囲まれたスクール。
満2歳から小学生まで、クラスのバリエーションも豊富です。

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スクールの受付で。

事務局長のコメント

CARE事務局長 武田勝彦



対談では、たくさんの印象的なフレーズを耳にしましたが、その中でも特に「プラス思考」というものが私の心に強く響いてきました。
途上国には「貧 困サイクル」というものがあり、人々はマイナス思考になりがちです。プラス思考は、途上国であろうと先進国であろうと、人間が幸せに生きるために欠くことのできないものです。
気持ちを新たに、プラス思考で海外での支援活動に臨みたいと思いました。
田中さん、対談、ありがとうございました。

第14回対談 猪熊真理子さん 株式会社OMOYA 代表取締役社長

第13回対談 母里比呂子さん 株式会社hirondelle 代表取締役

第12回対談 駒崎クララさん 株式会社KoLabo代表取締役社長

第11回対談 神宮司希望さん 株式会社eggcellent取締役最高執行責任者(COO)

第10回対談 古橋あや香さん SHY FLOWER PROJECT 代表

第9回対談 西出博美さん NPO法人 ぱぱとままになるまえに 代表

第8回対談 堀江由香里さん NPO法人Arrow Arrow 代表理事

第7回対談 黒田幸さん 株式会社KARAFURU 代表

第6回対談 渡邉さやかさん 一般社団法人 re:terra 代表

第5回対談 林民子さん ダブルツリー株式会社 代表取締役

第4回対談 新舘祐子さん NPO法人「KIDS CHEER プロダクション」理事

第3回対談 山本麻理子さん プライベートフォトスタジオ「HOME」経営者

第2回対談 田中葉月さん 国際教育関連会社 理事

第1回対談 上野沙也加さん 有限会社ロイヤルガーデン代表取締役

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