ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.6 〜森乳スマイル倶楽部編〜
ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.5 〜日産自動車株式会社編〜
Walk in Her Shoes 2025「好きな時間、好きな場所で歩く」エントリー終了のお知らせ
ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.4 〜株式会社ソニックガーデン編〜
ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.3 〜アリックスパートナーズ・アジア・エルエルシー編〜
ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.2 〜株式会社パデコ編〜
ウォーキング・パートナーの取組紹介 vol.1 ~中外製薬労働組合編~
【4/26(土) 07:50am】東ティモールとつないでLiveRunスペシャルセッションを開催します
3月22日「世界水の日」に寄せて
世界の水問題・ジェンダー課題に向き合う!「世界水の日」チャリティーウォークを開催しました
国際女性デーと歩く国際協力「Walk in Her Shoes」について
3/23(日) 世界の水問題・ジェンダー課題に向き合う!「世界水の日」チャリティーウォークを開催します
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13歳の少女レイネさんは、ジンバブエのマシンゴ州チビ地区でお母さんと4人の兄妹と暮らしています。ジンバブエのチビ地区は、過去10年間で最悪の干ばつに耐えた地区の1つで、800万人近く(国の人口の約半分)が食糧不安に苦しんでいます。 気候変動により雨が不足し、多くの作物の不作で、人々は食物を得るのに苦労しています。「私たちが川から汲んでくる水は川底のものなので、砂を取り除いてから水を集めないといけません。ロバや牛、ヤギもみんな同じ場所を水飲み場として使っています。その水を飲むと、おなかが痛くなることがよくあります。」さらに、その水は工業地帯やほかの村の下流にあり、廃棄物も水には含まれています。レイネさんと家族は危険な汚染された水を飲んでいるのです。「私は1日に3回水汲みをします。1回に20リットルのバケツに水を入れて運びます。水汲みはとても退屈です。川の土手はとても滑りやすくて、川に落ちてしまうこともあります。」川にはワニも生息していて、ワニに家畜を食べられてしまうこともあるといいます。「川で体を洗わないといけないときもあります。川では安全に、安心して体を洗うことができないし、男性がそばを通り過ぎるところを見ることだってあります。」そこで、CAREは、この地域で、プロジェクトを開始しました。井戸を作るとともに、自分たちで修理できるよう地域の女性たちをトレーニングしています。さらに、学校では、子どもたちに手洗いなどの衛生習慣の啓発する活動も行っています。「井戸があることで、井戸から汲んだ水を使って、家で体を洗えるようになりました。それに水際で滑る心配がなくなって、きれいな水を集めるために多くの時間を費やす必要がなくなりました。」とレイネさんは嬉しそうに話してくれました。
モナさんは、イエメン南部の町アデンにある国内避難民キャンプに家族7人で暮らしていました。イエメンは、世界で最も最悪な人道危機にある国の1つです。推定400万人の人々が今も続いている内戦が原因で家を追われ、80パーセントもの国民が人道支援を必要としています。「キャンプでは、下水処理、トイレ、きれいな水が不足しています。それに、多くの人は水汲み場からテントまで、きれいではない缶を使って水を運んでくるので、キャンプの中の匂いは耐えられるものではありません。コレラやマラリアに、私の家族もいつか感染してしまうのではないかと絶えず心配していました。」そんな時、CAREがアデン県のダルサード地方で支援活動を始めました。モナさんは、コミュニティの力になりたいと、ボランティアに参加することに決めました。モナさんは、CAREとともに、せっけんなどの衛生用品キットの配布や、手洗い、食品衛生、適切なトイレの利用などの衛生習慣を促進し、コミュニティの意識と感染症予防対策を改善する活動を行いました。その結果、キャンプでの衛生に対する意識が高まって、特に子どもたちの間で感染症が減ったのです。「働いて受け取った給与で、新しい家を建てました。他の避難民家族と共同で暮らしていたキャンプ内の小さな部屋から出ることができました。そして私は今、収入を増やすために小さなビジネスを立ち上げることを計画しています。」しかし今、イエメンでも、新たな脅威である新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われています。キャンプ内の水や衛生環境は未だ十分とは言えず、人々の栄養状態も悪いため感染リスクが高まっています。「イエメンのために、持続可能な水と衛生環境を整えられるよう、より多くの人たちが支援してくれることを願っています」とモナさんは言います。