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イエメン危機発生から6年:毎週6人の女性が命を落としている現実

6年も続くイエメンでの紛争は、イエメンの人々に致命的な犠牲をもたらし、2020年には毎週平均6人の女性が死亡しています。

 国連は、紛争によって約25万人が直接的または間接的に殺害されたと推定しています。これはイエメンの経済に壊滅的な影響を及ぼし、子どもたちや飢饉に近い状態に苦しむ何千人もの人々の間で記録的なレベルの栄養失調をもたらしました。イエメンには基本的な政府による援助はなく、人口の3分の2にあたる2,000万人以上が人道支援を必要としています。

400万人以上が家を追われ、その内少なくとも75パーセントは女性と子どもであり、その多くは2回以上の避難を余儀なくされています。2021年の初め以降、マリブ、ホデイダ、タイズの最も影響を受けた県で戦闘が続いているため、2万人以上が避難しています。

CAREイエメンのスタッフの言葉

「6年間の継続的な紛争の後、イエメンの破壊規模は巨大です。 CAREのような援助機関は、差異を埋め、生き残るための代替手段のない家族に救命支援を提供するために必死に取り組んでいます。しかし、特に国際社会からの資金が不足しているため、これらの支援も持続可能ではありません。包括的和平プロセスがイエメンの唯一の答えであることが広く認識されていますが、それでも長年進展はなく、民間人は命を失い続けており、2020年の紛争で、週に6人の女性が死亡しています。イエメンは、平和に向けて、あらゆる努力をしなければなりません。この紛争の6年の節目は、すべての人へのリマインダーとなるでしょう」 -アーロン・ブレント(事務局長)

「私たちは、教育に大きな打撃を与えた長引く紛争のさらにもう1年に突入しました、それにより、何百万人もの学齢期の女子と男子が教育への適切かつ公平なアクセスを奪われています。この紛争は終わらせなければなりません」 -リナ・アルサフィ(青少年エンパワーメント・コーディネーター)

「母親として、そしてイエメンのすべての母親のように、私の子どもたちが学校にいる時は特に、すべての空爆に対し恐怖を感じます。また避難民、特に女性と女子たちの苦しむ姿を見て、心苦しく感じます。イエメンにいる民間人はこの紛争とは何の関係もありませんが、私たちは代償を払っています」 -スハ・バシャレン(ジェンダースペシャリスト)

イエメンの紛争による死と負傷に関する実話

サフィア・モハメッドは、5人の子どもの母親です。サフィアはイエメン北部のサアダ県出身です。戦前は、サフィアの家族の生活は平和で普通でした。サフィアの夫は運転手として働き、彼女は料理、掃除、水汲みなどの日常的な家事をしていました。紛争が激化した後、サフィアの家の近くでの武力衝突により、サフィアとその家族は、隣のアルジョーフ県に逃げることを余儀なくされ、そこで彼らは挑戦と困難の新しい生活を始めなければなりませんでした。

「人生は耐え難いものになりましたが、それに適応して最初からやり直す必要がありました」とサフィアはいいます。 「ある日、特別な出来事が私の一生を変えました。私は地区の市場から一袋分の小麦を買うように息子を使いに出しました。私たちが彼の帰りを待っていたら、人々が息子の体のさまざまな部分を持って私の家にやって来ました。彼は地雷を踏んだのです」

これは、暴力から何度も逃れなければならなかった家族にとって一般的な話です。彼らは家や家族を失い、生き残るために人道援助に頼っています。アルジョーフ県に逃げた後、サフィアと彼女の家族はもう一度別のアムラン県に逃げることを余儀なくされました。

ナシーム・ファデルは、3人の子どもを持つ26歳の母親です。「戦前の人生を称賛することはできませんが、順調に進んでいました。紛争の間、私は大学の最終学年に在籍していましたが、爆発からの破片が私の手を傷つけました」ナシームは、手にひどい怪我を負い、切断しなければならなかったため、病院に運ばれました。 「私は文字通りすべてを失いました。私の人生、教育、そして腕を」とナシームは訴えます。

ナシームは、人生を変えるような怪我に加えて、紛争のせいで逃げなければなりませんでした。現在、ナシームの家族は、イエメン中の多くの避難民の家族と同様に、内戦と市民の不安により繰り返し避難を余儀なくされ、暗い未来に直面しています。

過密な避難場所では、女性と女子はプライバシーの欠如と基本的な政府による支援へのアクセス制限に最も苦しんでおり、彼らの安全と安心を脅かしています。またイエメン・リアルの景気後退と減価により、イエメンの多くの人々にとって食糧は手の届かない価格になりました。

「テーブルに食べ物をおくことはますます難しくなっています」とナシームはいいます。 「次の食事はどこから来るのかわかりません。夫は毎朝仕事を探しに出かけますが、1日1ドルを辛うじて稼げればよいところです。私は学校に戻って、私の子どもたちがまともな生活を送り、幸せに暮らせることを願っています。しかし、私の最大の希望は、紛争が終わり、すべてのイエメン人が思い描いている人生を送れるようになることです」

【ご参考】

2020年のイエメンの紛争による全死傷者の38パーセントは、女性と子どもでした。この数は、昨年記録された2,087人の民間人死傷者のうち殺害された298人の女性と499人の子どもが含まれます。つまり、昨年の紛争により、ほぼ12時間ごとに女性または子供が死亡しました。

CAREは、イエメン全土の14の県で活動しており、国内避難民を含む、困窮している人々に緊急食糧、現金、生計、水、衛生サービスを提供しています。 CAREは、1992年からイエメンで活動しており、非常に困難な状況下で人道的支援を提供し続けています。私たちは、最も被害が大きく、到達が最も困難な地域の人々が緊急物資にアクセスし、基本的なニーズを満たすための支援を確実に受けられるようにすることに重点をおいています。

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本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org
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