ジェンダー平等

©︎ Kathleen Prior /CARE

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女性は、教育、就業や結婚など、様々な機会で平等に
扱われていません。

女性は、教育、就業や結婚など、様々な機会で平等に扱われていません。問題の解決には、男性の参画も必要との考えのもと、男性も巻き込みつつ、ジェンダー平等に取り組んでいます。

実施中の事業ネパール:農村部における女子教育および保健衛生改善事業

取り残された農村地域の教育インフラ改善と啓発活動を通じて、児童の学習意欲を高める

ネパール南部に位置するマデシュ州ラウタハット郡は、教育への支援が慢性的に不足し、教育インフラは質・量ともに劣悪な状況におかれています。その結果、同郡の識字率は57.8パーセントと国内で最も低く、特に女性の識字率は50パーセントにも満たない状況です。また、顕著なジェンダー格差もあります。

2023年の統計によると、同郡の5~12歳のおよそ3,780人の児童が依然として不就学状態にあり、その主な要因として、既存の学校が最低基準を満たしていないことがあげられます。劣悪で不十分なインフラ設備と就学意欲を損なう学習環境が、子どもたちの通学を妨げています。

貧困、社会的周縁化、脆弱な学習環境が複合的に作用し、子どもたちは、生涯にわたり社会的に排除されるリスクが高くなっています。

活動地域 ネパール マデシュ州ラウタハット郡ラージディヴィ市
実施期間 2026年2月~2027年1月
対象者 ラージディヴィ市シュリー中等学校の生徒891人*(女子450人/男子441人)
*133人はダリット注1 コミュニティ出身の生徒
ドナー ネパールの希望基金、個人
事業規模 およそ4,000千円
事業目標 校舎の建設とジェンダーに配慮したトイレの改修、保健衛生およびジェンダーに関する啓発活動を行うことにより、児童の学習意欲を高めていきます。

注1 ヒンズー教社会のカースト制度において最下層とされている人々。「不可触民」とも呼ばれ、長い間差別や排除に苦しんできた人々。

具体的な活動内容

教育インフラの改善

校舎の建設のほか、ジェンダーに配慮した水と衛生設備(トイレや手洗い場など)の改修により、特に女子児童の就学継続と学習意欲の向上を図ります。

保健衛生とジェンダーに関する啓発

保健衛生と月経期における衛生管理に関するオリエンテーションを行います。また、正しい手洗いの6つの手順のデモンストレーションや月経にまつわる社会的慣習や古い言い伝えを変えるための課外活動ほか、女子に対する暴力と差別をなくすためのジェンダーに基づく暴力(GBV)に関する研修も行います。

▲校舎の外観

▲トイレの外観

生理中の女性や女子を隔離するヒンドゥー教の慣習「チャウパディ」

▲ネパール西部の「生理小屋」

ヒンドゥー教を信じる一部の地域では、生理は不浄なものとされ、生理中の女性や女子にはさまざまな制限があります。その一つが家の母屋からの隔離です。牛小屋などへの隔離は違法であるものの、本事業を行っている地域では、現地メディア*によると、いまだに91パーセントの女性や女子が生理中に何らかの制限を受けています。感染症、蛇にかまれる、一酸化炭素中毒、凍死などによって、いわゆる「生理小屋」で命を失う女性の数は少なくないのが現状です。

*2023年1月7日付け英字ニュース「ザ・ライジング・ネパール」

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