ネパールの「遠隔地の学校における教室改修支援事業」地を訪問しました
首都カトマンズから飛行機で移動することおよそ1時間。そして、スルケット空港で四輪駆動車に乗り換え、舗装されていないがたがたの山道を登ること1時間半。
正に「最も支援の届きにくいところ」に支援を届けるCAREの活動を実際に目で確認し、肌で感じながら山の上の学校に到着。
コミュニティ全体の歓迎を受け、以下のとおり、外壁が設置され、手前に車いす用のスロープが設置された様子を確認することができました。
↑ 改修前の外壁のない校舎
山の上の学校では、常に強い風が吹きつけ、砂ぼこりが舞っています。このような環境下で、外壁のない教室で生徒たちが学び続けることは大変なだったことは想像に難くありませんでした。生徒たちが勉強に集中できる環境を整えることができたことに心から感謝いたします。株式会社えがおホールディングスの皆さま、本当にありがとうございました。
また、シェルパCAREネパール事務局長(▼左から3人目)のリーダーシップの下、現地のパートナー団体と協力して、それを実現してくださったCAREネパールのチームにも心から感謝します。
CAREネパールのスタッフの奮闘
今回の事業地視察において、最も大きな収穫の一つは、改修事業の確認のみならず、CAREネパールのチームに出会えたことです。
ネパールの同僚たちは、この国の政治に希望が見い出せなくても、若者が次々と国から流出していっても、自国で踏ん張って、自国の弱い立場におかれた人々のために身を粉にして奮闘しています。
彼ら・彼女たちの働きぶりを間近でみて、同じCAREミッションを共有するファミリーとして彼ら・彼女らのことを心から誇りに思います。まだまだ時間と忍耐を要することと思いますが、この国の発展を願わずにはいられません。
▲左から、教育担当のラビンドラ、男女共同参画・保健と教育の権利シニア・コーディネーターのニーバ、筆者、事業開発・アウトリーチ部長のアメンドラ、中央はスルケット駐在の男女共同参画と保健教育担当のナビレイ
▼動画で見る!ネパール「遠隔地の学校における教室改修支援事業」現地視察
常にもやのかかるカトマンズの空気感や砂ぼこりが舞うスルケットの肌感覚を感じていただけます。
関連情報
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