学習教材「ラファエック」を通じた自立支援事業(第3期)
アジアで一番新しい国のなかでも、最も貧しい農村部の人たちに、十分な識字能力や計算能力などの生きるチカラを届けることによって貧困削減を目指します。

取り組む課題
独立から24年が経ち、成人の識字率に改善は見られるものの、子どもたちの就学率や退学率においては課題が残り、特に農村地域における状況は深刻。農村地域では、十分な識字能力や計算能力を身に付けることができないため、経済活動や家計の管理に支障をきたし、親の識字能力の低さが子どもの栄養・健康状態、そして就学率にも悪影響を及ぼしています。

具体的な活動内容

学習雑誌の配布
成人向け、未就学・小学校低学年向け、小学3~6年向け、教員向けの4種の学習雑誌を全13県で年に3回配布することにより、最も弱い立場におかれた人々にも生きるチカラを届けます。

住民参加型ワークショップの開催
ジェンダー平等の啓発、調理実習、食生活の改善、副収入を得る手段など、学習雑誌に書かれた内容についての理解促進と知識の定着を図ります。

オンラインサービスの拡充
国内第4位のフォロワー数を有する「ラファエックFacebook」に加え、YouTubeチャンネルやウェブサイトを通じて、求人情報ほか、国内の人気観光スポットやレシピなどの情報を提供し、若者の参加を呼び込む魅力的なコンテンツを発信します。
どうしてワニがマスコットキャラクターなの?
「ラファエック(LAFAEK)」は、現地のことばテトゥン語で「ワニ」という意味。 東ティモールでは、ワニは神聖な生き物として大事にされ、親しまれていることから雑誌のキャラクターとして採用されています。 学習雑誌「ラファエック」は、いちから現地スタッフが企画・制作し、全国で配布しています。

現地からの声
ラファエックを読むと、文字を読んだり、絵を描いたり、文字を覚えられるので楽しく、読むことに自信が持てるようになりました。 ラファエックは私にとって、読み書きや数字を覚えるだけでなく、創造性や好奇心を拡げてくれる「直感的なひらめき」の源です。毎学期届くラファエックのおかげで、もっと学びたい!とやる気が出てきます。
活動報告書
事業概要
| 活動地域 | 東ティモール全土 |
|---|---|
| 実施期間 | 5年間 |
| 対象者 | 全東ティモール国民 |
| ドナー | 企業、個人 |
| 事業規模 | 7,472千ドル *他ドナー資金 |
| 事業目標 | アジアで一番新しい国の農村部の人たちに生きるチカラを届ける |



