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新型コロナウイルス感染拡大:海外事業への影響についてのお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、6月5日現在、95%にも及ぶ現地事務所の活動が制限されています。当財団が活動する東ティモールおよびタイにおいても、事業実施にあたり、現地での活動が大幅に制限または一時的に中断されています。

■東ティモール

・農業用水改善事業

東ティモールにおいて3月29日から施行された国家緊急事態宣言は、5月27日までの再延長が更に30日間延長されました。CARE東ティモールのディリ事務所および各地のフィールド事務所はともに稼働しているものの、大人数が集まる活動が禁止されるなど、新型コロナウイルス感染拡大にかかる緊急対応以外の既存事業が大きな制約を受けています。
4月に開始を予定していた本事業については、国家緊急事態宣言が発出された時期とも重なり、また、東ティモール政府が日本を含む感染国からの外国人の入国制限措置を継続していることから、日本人駐在員を派遣できておりません。6月10日現在、事業開始時期の見込みが立っておりません。

・学習教材「ラファエック」を通じた自立支援事業

Facebookを通じた新型コロナウイルス感染予防啓発メッセージ(例:20秒間の手洗い励行やソーシャルディスタンシング等)の発信等、遠隔で可能な情報発信に注力しています。移動には制限があるものの、学校や地域の協力を得て遠隔地域のおよそ60の学校に学習雑誌「ラファエック」を配布したり、保健省を通じて手洗い励行ポスターを同じくおよそ60の集落に配布したりした他、ジェンダーに基づく暴力(GBV:Gender Based Violence)を防止する啓発用リーフレットを作成し配布するなど、「ラファエック」の配布網を活用して、新型コロナウイルス感染予防活動や生活制限によるストレスで増加傾向にあるGBVの防止活動を進めています。

■タイ

・理数系(STEM)教育を通じたリーダーシップ育成事業(第2期

2020年3月、本事業の第1期を終了し、4月には第2期の活動開始を予定していました。しかし、同時期にタイ全土を対象に緊急事態宣言が発令され、6月末までは、タイ全土で学校の休校措置がとられています。これにより、当初予定していた活動の多くは、学校再開を待って再度スケジュールの調整をせざるを得ない状況です。現在、CAREタイのバンコク事務所職員は、支援者であり事業実施パートナーでもあるNISSAN MOTOR (THAILAND) CO., LTD.および支援対象校の教師らと協議を重ね、教材開発やベースライン調査*の準備など、遠隔で可能な活動から進めています。

*プロジェクト開始前の指標の状況(基準値)を把握するための調査



当財団は、職員および東ティモールとタイの人々の健康と安全を第一に考慮し、現地事務所ほか、日本の外務省および主要ドナー等関係者との相談を密にし、適切な事業開始時期等について、引き続き、調整をして参ります。 皆さまには、大変ご不便おかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。



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