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5月28日は「世界月経衛生デー」:ネパールでは、生理中の女性や女子を隔離する慣習を変えるために、若い世代に月経と、性と生殖に関する健康の啓発活動を行っています

「世界月経衛生デー」は、月経周期が平均28日、毎月平均5日間月経があることから、5月28日に制定されました。そして、今年は制定から10周年の節目の年にあたります。

人々が月経を生物学的なプロセスとして認識し、誰も排除されず、恐怖や恥、劣等感を感じることなく、また弱い立場におかれることなく、月経を迎えることができるようにすることが制定の目的です。また、生理の貧困によって、尊厳を持って健康や衛生を管理するために必要な生理用品を買うことができない女性や女子に対する意識を高めることにもつながります。

月経中に活動を制限されるネパールの女性や女子たち

当財団が「遠隔地の学校における教室改修支援事業」を行っているネパールなどの途上国においては、月経に対する偏見や貧困、トイレや水といった基本的な衛生サービスを利用できないことが、月経衛生管理の実現を妨げており、女性や女の子の感染症リスクを高めています。また、こうした課題は、最貧困層、特定の民族グループ、難民、障がい者の間で特に深刻となっています。

2022年にユニセフと世界保健機関(WHO)が行った調査によると、ネパールでは3分の2以上の女性が、月経中は日常の活動に参加しないと回答しています。その背景として、月経を不浄なものと考える習慣があげられます。

生理中の女性や女子を隔離するヒンドゥー教の慣習「チャウパディ」

ヒンドゥー教を信じる一部の地域では、生理は不浄なものとされ、生理中の女性や女子にはさまざまな制限があります。その一つが家の母屋からの隔離です。牛小屋などへの隔離は違法であるものの、当財団が「遠隔地の学校における教室改修支援事業」を行っている地域では、現地メディア*によると、いまだに91パーセントの女性や女子が生理中に何らかの制限を受けています。感染症、蛇にかまれる、一酸化炭素中毒、凍死などによって、いわゆる「生理小屋」で命を失う女性の数は少なくないのが現状です。
*2023年1月7日付け英字ニュース「ザ・ライジング・ネパール」

▲ネパール西部の「生理小屋」

これに対し、CAREは、月経にまつわる社会的慣習や古い言い伝えを変えるための教育も行っています。例えば、ネパールの南部と西部の3つの州にある保健センターは、10代の子どもたちが性と生殖に関する健康について検証された信頼できる情報を入手できるようにしています。この取り組みは、地元の団体や3つの省庁との協力のもと、親や教師の意識を高め、地域社会のあらゆるレベルで良好な健康習慣の導入を促し、タブー、特に月経のタブーを打ち破るものなっています。

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本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org
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