学習教材「ラファエック」:2022年度の活動をご報告します
当財団は、CARE東ティモール事務所とともに「学習教材『ラファエック』を通じた自立支援事業」を実施しています。長年にわたる皆さまからのご支援に、改めてお礼申し上げます。
学習雑誌「ラファエック」は、都心から離れた地域も含めた、全ての幼稚園・小学校、そしてコミュニティに届いている唯一の読み物です。現地の言葉である「テトゥン語」で書かれた定期刊行物がほとんどない中、学校や家庭での学習を助けるだけではなく、読み書き計算が難しい大人たちにとっても貴重な情報源となっています。
CAREは、この「ラファエック」を、年間およそ100万冊、現地で制作し、3回にわたり全国規模で配布しています。また、近年では、都市部の若年層への情報提供や啓発を目指して、ラファエック公式ウェブサイトやFacebookの活用も積極的に行い、多くのフォロワーに支持されています。
コロナ禍においては、学習雑誌・オンラインともに、特に、新型コロナウイルスへの感染予防のための正確な情報を伝えるための媒体としても重要な役割を担い、例えば、石けんを使った手洗いやマスク着用の励行など、衛生啓発にかかるコンテンツも多数掲載し、発信を続けています。
この度、2022年度(2021年7月1日から2022年6月30日)の「学習教材『ラファエック』を通じた⾃⽴⽀援事業」の活動についてまとめた報告を作成しました。ぜひ、ご一読ください。
©︎Juozas Cernius/CARE
Copyright © CARE International Japan, All rights reserved.