スーダン危機:チャドで対応を進めています
スーダンにおける紛争の発生後、チャドには、すでに42,000人以上のスーダンの人々が避難してきたと推定されています。さらに、今後数週間で、10万人に上る可能性があるといわれています。避難民は主に3つの村に移動しており、現在の主なニーズは、シェルター、水、トイレとなっています。
CARE チャドは、避難民のためのトイレの建設に取り組むとともに、避難生活の中でジェンダーに基づく暴力(GBV)の増加が予想されるため、啓発活動を強化していきます。
CAREは、1979年からスーダン全土で活動を行っています。2022年7月から12月にかけて、CARE スーダンは、147,000人に切望されていた保健サービスを、15,900人に性・生殖医療支援を、465,400人に水・衛生サービスを提供しました。
CAREはスーダンでの活動を一部中断していましたが、栄養、保健、水、衛生の分野で人道支援活動を継続するため、6つの州で4つの事務所を開設する予定です。
CAREは、すべての当事者に対し、将来の世代のためにスーダンの永続的な平和解決に向けて努力することを求めます。私たちは、女性や女子を含むスーダンの人々とともにあり、紛争が解決した後も、人々の権利と幸福(ウェルビーイング)を訴えていきます。
©︎Juozas Cernius/CARE
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