ウクライナ支援~トラウマを抱える子どもたちを癒す、様々な回復プログラム
戦争のような極限状態を経験した人々の多くは、心に深い傷を負っています。状況を理解できないまま、避難を余儀なくされた子どもたちはなおさらです。
CAREは精神科医や心理社会福祉士によるカウンセリングのサポートなどを提供していますが、そういった専門家と話をすることに抵抗がある子どもたちも少なくありません。そこで、スポーツやアートなど様々な要素を組み合わせたプログラムを提供し、楽しみながらストレスやトラウマの解消ができるようにしています。
ワルシャワのコミュニティガーデンで、ウクライナ難民と近隣のポーランド人を対象に、ピクニックと伝統的な花の頭飾りを作るワークショップを開催しました。ウクライナの伝統的な歌を歌いながら、女性たちは新鮮な花を使って精巧な頭飾りを組み立てました。新しい土地で孤独を感じている子どもたちにとって、このワークショップは、新たな友達ができる良い機会になりました。
夏季には、CAREとパートナー団体であるPCPM(ポーランド国際援助センター)、そしてポーランドの自治体による共同で、「サマー・イン・ザ・シティ」というプログラムを行いました。
これは、ワークショップやその他のレクリエーション活動を提供するもので、ウクライナ人の子どもたちがポーランド社会に溶け込むことを目的としています。また、このプログラムは継続的な放課後プログラムの一部となり、保護者の就業も同時に支援することになります。
ルーマニアの「スナゴフの森」と呼ばれるオリンピック・スポーツクラブでは、教育とアート、スポーツを組み合わせたプログラムを提供しています。これまでに500人以上がこのプログラムに参加しました。支援にあたる精神科医や講師たちからのメッセージ動画を、ぜひご覧ください。
All images by Raegan Hodge
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