「ウクライナ危機緊急支援募金」へのご協力をお願いします
■現地パートナーとともに移動が困難な人々の避難をサポート(6月22日)
■今日は「世界難民の日」~CAREポーランド職員Dariaからのメッセージ(6月20日)
■カホフカダムの決壊に伴う大規模洪水に対応しています(6月8日)
■【見逃し配信中】ウクライナ避難民の現状は? キーウ、ポーランド、日本の今 ー3人のゲストスピーカーによるオンライントーク(5月29日)
■ルーマニアとモルドバで子どもの保護にフォーカスして対応しています (5月11日)
■避難誘導ドライバー ミコラのストーリー (4月13日)
■トラウマを抱える子どもたちを癒す、様々な回復プログラム(12月28日)
■【最新報告】活動進捗と現地スタッフからの声 (12月21日)
■【動画】難民の雇用と、子どもたちへの教育を両立する支援活動(12月17日)
■供給網が崩れ、不足している医薬品や医療機器を病院へ (12月9日)
■氷点下20℃を迎えるウクライナの冬対策プログラム(12月2日)
■ウクライナに現地事務所を開設しました (10月11日)
■ウクライナ侵攻から半年、懸念されるメンタルヘルスへの深刻な影響(8月24日)
■世界人道デー:ウクライナは人道支援従事者にとって試練を伴う事業地の一つとなっています(8月10日)
■子どもミュージカル「グレーテル座」からご寄付をいただきました(7月15日)
■ウクライナ人道危機対応の進捗レポート(6月28日)
■「ウクライナ危機緊急支援」オンライン報告会を開催しました(6月23日)
■「ウクライナ危機緊急支援募金」の経過報告(6月13日)
■最前線からの声をお届けします ~子どもたちのライフラインとなる教育(6月7日)
■緊急ジェンダーレポート公表 ~戦争による女性とマイノリティへの影響が明らかに(5月11日)
■【こどもの日】ウクライナの子どもたちの瞳に映る、戦争を紹介します(5月5日)
■国内に留まる5万人に対して緊急支援を提供しました(4月27日)
■スロベニア赤十字と6台のトラックで水や食糧などを届けました(4月25日)
■精神科医に緊急心理社会的カウンセリング研修を実施しています(4月21日)
■お礼と今後の支援について(4月12日)
■必要な物資は日を追うごとに変わっていきます(4月4日)
■ウクライナ国内で支援を行う職員からの最新報告(3月29日)
■ポーランド国境の最前線で情報収集にあたるCARE職員の1日(3月19日)
■【緊急ジェンダーレポート】ジェンダー特有のリスクへの対応の必要性を訴えています(3月17日)
■ルーマニア、モルドバ、ポーランド国境での支援を開始しました(3月14日)
■多様性への配慮 ~地元団体と連携して、きめ細やかな支援を行っています(3月10日)
■国際女性デーに寄せて ~ウクライナで高まる女性たちへのリスク(3月8日)
■緊急支援物資が、ウクライナ西部の都市リヴィウに到着しました(3月1日)
2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻による人道危機をうけて、今、ウクライナの人々は、日本を含む、世界からの支援を必要としています。
CAREは、ウクライナ国内に事務所を有しませんが、この人道危機を踏まえ、日本を含む世界のCAREが連帯して緊急支援に取り組むことを決定しました。CAREには、例えばシリアやアフガニスタンなど世界各国の紛争地域における豊富な緊急支援の実績とノウハウがあります。これを活かしつつ、同時に、ウクライナ国内および周辺国での活動実績がある地元パートナー団体と連携して、既に、緊急支援を開始しています。
今回のロシア侵攻以前からウクライナは、長きにわたる紛争の中にあり、人道的な支援を必要としている人々が、290万人もいる状況でした。そして、今、この数は急激に増加しています。
「この戦争は、ほとんど忘れられていたウクライナの人道的危機に対する、世界の注目を今、集めています。ウクライナ東部で暮らす人々は、この8年間ずっと紛争に苦しんできました。毎日が生き残るための戦いです。
ロシア侵攻の以前から、攻撃や暴力への恐れに加えて、何百万もの人々が、生きていく上で必要なものやサービスにアクセスできていません。 新型コロナウイルスのパンデミックは、状況をさらに悪化させています」と、CAREの事務総長のソフィア・スプレッチマンはいいます。
そのような中で、今回、ロシアの侵攻が始まりました。
「世界は今、考えられない事態に直面しています。2月24日に始まった敵対行為の激化は、より広い地域へ影響を与えることに留まらず、ウクライナの人々に壊滅的な危機をもたらしています。
その影響は、ウクライナの一般の人々にまでも及んでいます。すでに暖房や食糧などの基本的なニーズを満たすことが困難な状況に陥っており、今では安全な避難所を見つけることに必死です」
わたしたちCAREは、複数のパートナー団体と連携して、ウクライナ国内および周辺国にて、次のような、緊急支援活動を行います。
1. 食糧、水、衛生用品、そして現金などの緊急支援物資の配布
2. ウクライナの人々への心理的影響とトラウマを緩和するための心のケア
3. その他、今後、ウクライナの国内避難民および難民が必要とする支援
2月末にCAREは、ポーランドから、ウクライナ西部の都市「リヴィウ」への緊急支援物資の輸送を開始。そして、3月1日から数日間にわたり、食糧、水、衛生用品、そして現金などの緊急に必要な物資の配布を継続しています。
さらに、ポーランドやルーマニア、そしてスロバキアなど、ウクライナと隣接する国境でも、物資の配布とともに、移動型トイレの設置や、テントやシェルターなど暖かく、安心できるスペースの提供などを行っています。
現地では、危機的状況の中で、女性や女子の人身売買、搾取、妊産婦死亡などのリスクが高まっています。そのような中、特に女性や子どもたちへの人道援助と保護が必要となっています。
特に国境を越えて逃れる難民の多くは、女性や子どもたちであり、CAREは、紛争から逃れ、疲れ果て、混乱の中、国境に到着する人々の難民登録をサポートし、付き添い、次の避難場所までの交通機関の調整を行うなど、様々な支援を行っています。中には、たった一人で避難してくる子どももいます。そのような場合は、すぐに保護することが必要です。
また、CAREは、母親が安心して授乳ができるスペースの支援や、おむつや粉ミルクなど乳幼児を伴っての避難に際して必要となる物資の支給など、妊産婦への支援にも力を入れています。
CAREの緊急メディアマネージャーのナインジャ・タポロギーは訴えます。
「母乳育児中の母親や妊婦なども、氷点下の寒さの中で最大2日間、国境を越えるために待たなくてはなりません。あなたが乳児と一緒に道路にいて、寒さから赤ちゃんを守り、母乳を与え、他に行く場所がない状況を想像してみてください。または、あなたが妊娠しているために国に留まることを選択したけれど、砲撃の危険性があるために地元の病院が閉鎖されることになった場合を想像してみてください。一体、赤ちゃんをどこで出産すればいいのでしょう?」
戦争の長期化が懸念されるウクライナにおいて、CAREは中長期に関わっていきます。皆さまからのご支援を心からお願いいたします。
*ケア・インターナショナル ジャパンは、内閣府より「公益財団法人」としての認定を受けています。これにより、支援者の皆さま(個人・法人)からの寄付金については、特定寄付金として、一定の要件の下に税制上の優遇措置が受けられるようになります。また、一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
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寄付金については「寄附金控除」の対象となります。
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