ウクライナに現地事務所を開設しました
2022年2月24日にロシア軍がウクライナに侵攻してから、7か月余りが経ちました。終わりの見えない戦争が続く中、国外へ避難するために国境を越えた人は1,300万人を突破し、国内でも697万人以上が故郷を追われています。
CAREはこれまで、ウクライナ国内で活動するパートナー団体とともに迅速な支援活動を進めてきましたが、事態の長期化と必要とされている支援の広範さに対応するため、この度、リヴィウにCAREウクライナ事務所を設立しました。また、東部のヴィニツィアに出張所、ポーランドのジェシュフに越境拠点を置き、連携して活動を行っていきます。
常駐する27人のスタッフは、引き続き現地のパートナー団体やネットワークと協力しながら、困難を抱える人々のニーズに寄り添ったサポートを提供します。また、現在抱えている、以下のような課題に取り組みます。
・特に戦闘が活発な地域(東部および南東部)への支援提供制限
・現地パートナーとスタッフの調整
・シェンゲンおよびウクライナでのビザ取得
・各地域での難民対応のキャパシティの限界
・国内避難民を支援する、地元のスタッフやボランティアの燃え尽き症候群
・登録と銀行口座の取得
戦争の長期化に伴い、心身ともに疲弊している現地の人々を支えるため、より近い場所から、これまで以上に総力をあげて支援活動を行ってまいります。
今なお、世界中の願いと予想に反して、戦争は長期化し、ウクライナの人々の状況は、深刻さを増しています。物資援助に留まらず、社会心理的なサポートや自立支援など、ウクライナの人々が安心して暮らせる日常を取り戻すには、これからも、皆さまからの継続的なご支援が必要です。
私たちCAREは、緊急支援の段階を経て、終戦後の復興支援に至るまで、現地での支援を継続していく覚悟です。温かいご寄付を、何卒お願いいたします。
クレジットカードでのご寄付の場合:
こちらからお申し込みください。
各種クレジットカードをご利用いただけます。
郵便局からのご寄付の場合:
<口座番号> 00150-4-49006
<加入者名> 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
※郵便局窓口にて、振込手数料が無料の口座である旨お申し出ください。
※お振込いただく際は、振込み用紙の通信欄に必ず「ウクライナ(W)」と明記してください。記載がない場合は一般寄付としてお取り扱いいたします。
寄付金については「寄附金控除」の対象となります。
個人および法人の皆さまからのご寄付は、確定申告の際に、寄付金控除の対象となります。なお、個人の皆さまへの領収書は、ご希望いただいた方にのみ発行させていただきます。必ず通信欄にその旨明記していただくようお願い申し上げます。
【領収書発行を希望する皆様へ】
寄付金控除のお手続きには領収書が必要となります。領収書の発行については以下をご覧下さい。
・オンライン寄付の場合:「領収書の送付」の項目にチェックを入れて下さい。
・郵便局からのご寄付の場合:振込用紙の通信欄に「領収書要」と明記して下さい。
*当財団は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、当面の間、すべての職員に在宅勤務を奨励していることから、領収書の発送が大幅に遅れる可能性がございます。予め、ご了承ください。
■ウクライナ侵攻から半年、懸念されるメンタルヘルスへの深刻な影響(8月24日)
■ウクライナ人道危機対応の進捗レポート(6月28日)
■「ウクライナ危機緊急支援」オンライン報告会を開催しました(6月23日)
■「ウクライナ危機緊急支援募金」の経過報告(6月13日)
■最前線からの声をお届けします ~子どもたちのライフラインとなる教育(6月7日)
■緊急ジェンダーレポート公表 ~戦争による女性とマイノリティへの影響が明らかに(5月11日)
■国内に留まり活動を続けるボランティアを支援しています(5月9日)
■【こどもの日】ウクライナの子どもたちの瞳に映る、戦争をご紹介します(5月5日)
■国内に留まる5万人に対して緊急支援を提供しました(4月27日)
■スロベニア赤十字と6台のトラックで水や食糧などを届けました(4月25日)
■精神科医に緊急心理社会的カウンセリング研修を実施しています(4月21日)
■ウクライナ人道危機:お礼と今後の支援について(4月12日)
■必要な物資は日を追うごとに変わっていきます(4月4日)
■ウクライナ国内で支援を行う職員からの最新報告(3月29日)
■ポーランド国境の最前線で情報収集にあたるCARE職員の1日(3月19日)
■【緊急ジェンダーレポート】ジェンダー特有のリスクへの対応の必要性を訴えています(3月17日)
■【動画】ルーマニア国境での支援活動をレポートします(3月16日)
■ルーマニア、モルドバ、ポーランド国境での支援を開始しました(3月14日)
■国際女性デーに寄せて ~ウクライナで高まる女性たちへのリスク(3月8日)
■緊急支援物資が、ウクライナ西部の都市リヴィウに到着しました(3月1日)
■紛争・自然災害への対応
■グローバル緊急ジェンダー分析報告書
財政不安、飢餓、心の健康 –CAREの独自調査により世界の女性が抱える問題が明らかに
©︎Juozas Cernius/CARE
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