ウクライナ人道危機:お礼と今後の支援について
2月24日に始まったロシアによる軍事侵攻後、同月末にはCAREは、ウクライナ西部の都市リビウにおいて、食糧や水、衛生用品、現金などの緊急支援物資の配布を開始しました。
以降、皆さまからのたくさんのご寄付をうけ、ウクライナでの支援実績が豊富な「People in Need」などとも連携して、可能な限り、支援を届けてきました。
その後、徐々に活動の範囲や地域を拡げながら、パートナー団体を増強し、現在では、複数のパートナー団体や援助機関、ボランティアなどとの連携のもと、リビウ近郊での支援を継続しつつ、南部のオデーサなどでも支援を開始しています。これも一重に皆さまからのご支援によって成り立っております。この場をお借りして、これまでの皆さまのご支援に対し心より感謝申し上げます。
すでに420万人もの人々が難民となって国境を越えるなか、CAREは、ポーランドやルーマニア、そしてモルドバなど、ウクライナに隣接する国境地域でも、支援活動を展開し、日々変化する人々のニーズに合わせて支援物資を調達し、配布しています。また、移動型トイレの設置や、テントやシェルターなど、暖かく安心できるスペースの提供のほか、トラウマを抱える人々へはカウンセリングなども実施しています。
そして、この戦争が長引けば長引くほど、人身売買、搾取、そして妊産婦の死亡など、特に女性や子どもたちへのリスクが急激に高まることが懸念されます。また、多くの民間人が犠牲になるなど、戦争被害が深刻さを増している事態に、強い懸念を抱いています。
CAREは、今後も、女性や子どもたち、高齢者など、最も困難な状況におかれた人々が取り残されるようなことがないよう、きめ細やかな支援を実施してまいります。
今、CAREによるウクライナ危機緊急支援に対して、日本をはじめ世界各国で支援の輪が拡がっています。
皆さまからのご支援は、引き続き、現地のニーズに応じた人道支援に充てさせていただきます。
国際NGO「CARE」によるウクライナ支援の活動へのご協力をよろしくお願いいたします。
クレジットカードでのご寄付の場合:
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<加入者名> 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
※郵便局窓口にて、振込手数料が無料の口座である旨お申し出ください。
※お振込いただく際は、振込み用紙の通信欄に必ず「ウクライナ(W)」と明記してください。記載がない場合は一般寄付としてお取り扱いいたします。
寄付金については「寄附金控除」の対象となります。
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【領収書発行を希望する皆様へ】
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・郵便局からのご寄付の場合:振込用紙の通信欄に「領収書要」と明記して下さい。
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©︎Juozas Cernius/CARE
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