ケア・インターナショナルは、新型コロナウイルス対策で2020年度「マザー・テレサ社会 正義賞」を受賞しました
今般、ケア・インターナショナルは、世界各地で行っている新型コロナウイルス感染症緊急支援で2020年度「マザー・テレサ社会正義賞」を受賞しました。
この受賞は、エボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)など、これまでの感染症への対応経験を活かし、新型コロナウイルスによって弱い立場におかれた人々に対して行った、公衆衛生の啓発(手洗い指導、感染予防に関する正確な情報発信など)、安全な水の供給(安全な飲料水の確保、衛生用品の配布など)や支援物資や現金の配布(食糧と生活必需品の配布など)の活動が認めれたものです。
オンラインで授賞式に参加した、ケア・インターナショナル事務総長ソフィア・スプレッチマンは、
「CAREは、これからも、グローバルなネットワークを活かし、新型コロナウイルスによって弱い立場におかれた人々に支援を届けていきます。特に、このウイルスによって、より高いリスクのある女性たちへの、性差に基づく暴力の予防と対応に関するサービスの提供なども強化していきます」と述べました。
授賞式の模様は、こちら(CARE関連部分は28:00以降)からご覧いただけます。
【ご参考】
マザー・テレサ社会正義賞は、2005年にハーモニー財団(インド)が創設。マザー・テレサの功績を記念し、人類への類いまれな貢献をした個人や団体に贈られる。日本人では、2017年に、国内外の自然災害で仮設住宅を設計し建設してきた建築家で慶応大学特別招聘教授(当時)の坂茂さんが初受賞。建築家としても、初めての受賞であった。その他、ノーベル平和賞を受けたマララ・ユスフザイさんや国境なき医師団などが受賞している。
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