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フィリピン地震にかかるCAREフィリピン事務所長 声明|CAREフィリピンはパートナー団体とともに支援体制を整えています

フィリピン・マニラ 2026年6月8日

今朝、恐怖と喪失感のうちに目覚めたミンダナオ島および周辺地域のすべての家族に、心からのお見舞いを申し上げます。これほどの規模の災害が発生した際、最優先される課題は常に同じです。それは、人命を救い、人々の安全を確保することです。

8日未明、フィリピン南部のサランガニ州沖でマグニチュード7.8の地震が発生し、市民防衛局によると、少なくとも15人が死亡、129人が負傷しました。揺れは、ソックスサルゲンやダバオ地域から、ザンボアンガ半島、北ミンダナオ、カラガ、さらには東ビサヤにいたる5つの地域で感じられ、最も強い揺れはサランガニ、南コタバト、西ダバオで観測されました。また、この地震により沿岸9州で津波警報が発令され、直ちに避難が行われました。

このような緊急事態が発生した際、最も差し迫った懸念は人命の損失です。状況は依然として流動的であり、被害の全容はまだ明らかになっていません。強い余震が引き続き報告されており、被災の激しい地域では商業ビルが倒壊しています。脆弱な住居に住む沿岸部の地域は津波による高潮の脅威に最もさらされており、一方で、水や医療サービス、避難場所へのアクセスが断たれていることで、すでに社会的弱者である人々の脆弱性がさらに深刻化しています。被災地域の皆さまには、警戒を怠らず、地元当局の指示に従うよう強くお願いいたします。

CAREフィリピンは、EU人道支援が資金提供するプロジェクトおよび人道パートナーシップ・プラットフォームのパートナー団体と連携し、地方自治体や防災当局と調整を行いながらニーズを評価し、状況の推移に応じて地域社会を支援する準備を整えています。私たちは、支援を最も必要としている人々に、迅速かつ安全に、そして尊厳を保った形で届けることをお約束します。

「世界リスク指数」によると、フィリピンは長年にわたり、世界で最も災害に見舞われやすい国としてランク付けされてきました。この1年だけでも、わが国は複数の強力な台風や大規模な地震に見舞われました。2025年後半には、セブと東ダバオで相次いで発生した地震により、およそ230万人が影響を受けました。CAREとそのパートナー団体は両方の災害に対応し、地域社会は生活を再建するうえで驚くべき回復力を示しました。他方で、多くの家族が依然として仮設住宅から通常の生活へ移行している最中であり、繰り返される災害による心理的な負担は現実のものであり、今も続いています。

こうした経験から、災害が発生するたびに最も深刻な影響を受けるのは女性と女子たちであることがわかっています。彼女たちは、地震が収まってからずっと後になっても、家庭生活、健康、そして復興能力において、複雑かつ重なり合うリスクに直面しています。CAREは、適切な支援が、適切なタイミングで、適切なリソースを用いて、必要な人々に確実に届くよう尽力しています。

レイザ・S・デジト CAREフィリピン事務所長


現時点でのCAREの対応

●CAREフィリピンは、サランガニ州沖で発生したマグニチュード7.8の地震、およびミンダナオ島全域の複数の州に影響を及ぼしている津波警報の状況を注視しています。

●CAREとそのパートナー団体は、被害の規模と優先的なニーズを把握するため、迅速な状況評価を実施するとともに、地元当局や人道支援パートナーと連携しています。

●CAREは、被災地域全域に広がるネットワークとパートナー団体を通じて、ミンダナオ島に確固たる拠点を築いています。現時点での安全確認の結果、連絡がとれたスタッフ全員とその家族は無事であることが確認されています。

●CAREの緊急対応体制は発動されており、対応チームは評価結果や特定された人道支援ニーズに基づき、直ちに動員できるよう準備を整えています。

●初期報告によると、死傷者、インフラの損傷、および電力、通信、水道、交通機関などの生活インフラの混乱が確認されています。被害の全容については現在も評価が進められています。

●CAREは、継続的な評価を通じて特定された緊急の人道支援ニーズとギャップに対応することで、被災コミュニティを支援する準備が整っています。特に、最も脆弱な立場にある人々、特に女性や女子たちのニーズに重点をおいて対応します。

●CAREは、災害発生後、支援を受けるうえでより高いリスクや障壁に直面しがちな女性、女子、高齢者、障がい者、その他のリスクにさらされている人々の安全と保護について懸念しています。


関連情報

本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org
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