モロッコ地震緊急募金へのあたたかいご支援をありがとうございました
2023年9月14日から開始した「モロッコ地震被災者緊急支援募金」は、11月30日をもって終了いたしました。これまで、当財団全体で1,592,401円のご寄付をいただきました。ご支援くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
■ 支援を受けた被災者の総数 9,106名
■ 心のケア(心理社会的サポート)の支援を受けた人数 3,423名
※心理社会的サポートを受けた人数の半数以上が、女性と女子です。
アル・ハウズ州 支援物資を配布する様子(2023年9月20日)
2023年9月8日の地震発生後、CAREは震源地に近く、最も被害大きかった山間部に位置するアル・ハウズ県のアウトガール村の160世帯の人々に対して支援物資を届けました。支援物資には石けんやタオルなどの衛生キットのほか、赤ちゃん用おむつ、毛布や食糧品などが含まれています。
被災によるトラウマの影響を軽減し、いち早く回復へと導くためには、早い段階から心理社会的サポートを人道支援プログラムの中に組み込むことが重要です。CAREは災害発生以降、現地のパートナー団体であるMDMと協力し、被災したコミュニティに心理社会的サポートサービスを提供し続けており、これまでに「心のケア」を受けた人数は3,423名となりました。
アル・ハウズ州 現地の女性、女子とコミュニケーションをとるスタッフ(2023年9月20日)
CAREは、すべての支援において、「女性と女子」を活動の中心にすえています。自然災害の場合、女性と女子がより深刻な被害を受けることが多いとされており、現地に根付くジェンダー不平等が、このような状況を招いています。
このことからCAREは、女性や女子特有のニーズに寄り添った支援ができるよう、迅速なジェンダー分析を実施し、調査結果に基づいた支援を展開。例えば、緊急フェーズにおいて、ジェンダーに配慮した衛生用品の提供や、ジェンダーに基づく暴力(GBV)にさらされることのないよう安全なスペースの提供などを行いました。これらのスペースは、緊急から復興へと向かう段階においては、女性による小規模ビジネス活動を推進するための場としても活用可能です。
モロッコを襲った地震で合計30万人が被害受け、5万棟の建物が倒壊しました。また、これからますます気温が寒くなり、大雨、風、雪が降る可能性が高まる中で、被災地の人々は、引き続き厳しい環境に身をおくことになります。
CAREは今後、被害が大きかったアル・ハウズ州の56の村の推定3万人(6,000世帯)に支援を提供することを計画しています。またこれから訪れる厳しい冬に備えて1,450世帯(約7,250人)に対して、防寒キット(毛布、マットレス、寝袋、帽子、靴下など)、シェルター修理用品、衛生キットなどの提供を検討しています。
私たちは、今後も引き続き、現地パートナー団体と協力して被災地での支援活動を継続して参ります。
最後に、この場をお借りしまして、皆さまのあたたかいお気持ちに心より感謝申し上げます。今後も引き続き、当財団のウェブサイトやソーシャルメディアを通じて、当財団の活動を見守っていただければ幸いです。本当にありがとうございました。
©︎Juozas Cernius/CARE
Copyright © CARE International Japan, All rights reserved.