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ガザの子どもたちにポリオ・ワクチンを投与しました

9月1日に開始されたポリオ・ワクチン接種キャンペーンの最初の3日間で、CAREは、デイル・アル・バラの一次医療センターで、10歳未満の子どもたち2,124人に、新型経口ポリオ・ワクチン2型を2滴ずつ接種しました。 このキャンペーンは、世界保健機関(WHO)とユニセフがパートナーと協力して主導するもので、ガザの64万人の子どもたちに、不可逆的な麻痺を引き起こす可能性のある感染性の高い病気から予防接種を行うことを目的としています。

ポリオの発生は、回避可能な人間の苦しみを拡大し、人道支援を困難していることを示す事例

「ポリオの発生は、11か月が経過した今もなお、人道的アクセスが著しく制限され、停戦が持続していないことが、回避可能で予防可能な人間の苦しみを拡大し、人道支援を必要としている人々に届けることを極めて困難で不十分なものにしていることを示す、もうひとつの痛ましい例」と、ヴェルデウィックCAREパレスチナ(ヨルダン川西岸・ガザ)事務所長は力を込めます。

この病気は、四半世紀前にガザ地区から撲滅されましたが、現在の紛争中に再び発生しました。この紛争では、医療システムが組織的に破壊され、下水や水道のインフラが破壊され、さらに、街路に溢れる廃水を汲み上げ、安全に処理するために必要な燃料の持ち込みが制限されるようになりました。

予防接種は2回行われます。最初の予防接種は9月1日から4日間、2回目の予防接種は7日間あけて行われます。

 WHOによると、ポリオの感染を食い止めるために、160万回分以上のワクチンがガザに届けられます。

ワクチンは、各医療施設に配布されるまで、各所の配布センターで保管されます。キャンペーンに参加する医療施設が不足に直面した場合、WHOが運営する、そのほとんどがガザの中央部に集中している同センターに連絡して、さらにワクチンを調達することができます。

避難先での過密状態、安全な飲料水へのアクセス不足、基本的な衛生用品へのアクセス不足はすべて、ポリオを含むさまざまな種類の伝染病、しかし予防可能な病気の急速な蔓延の原因となっています。

ポリオウイルスは2024年7月、前月にカーン・ユーニスとデイル・アル・バラの様々な場所で採取された6つの廃水サンプルから初めて検出されました。それ以来、ガザ地区では、ポリオの一般的な症状である急性弛緩性麻痺の疑いのある、生後10か月の乳児を含む3人の子どもが報告されています。ヨルダンに送られた検便から1型ポリオウイルスが検出され、ポリオに感染したことが確認されました。


パレスチナにおけるCAREの活動

ケア・インターナショナルは、1948年以来、ガザとヨルダン川西岸地区で活動しています。2023年10月7日以前は、ガザで約20万人のパレスチナ人を支援し、ヨルダン川西岸では約30万人を支援していました。基本的な食糧需要を満たし、農業を改善し、女性が収入を得られるようにし、女性のリーダーシップを支援し、ジェンダーに基づく暴力、性と生殖に関する健康、子どものメンタルヘルスに焦点を当てた保健プログラムに取り組んでいました。   


衝突の激化以来、ガザのCAREチームは、91,000人以上の脆弱な避難民に衛生キット、毛布やマットレスなどのシェルター用品、飲料水を配布することができました。CAREはまた、3万人以上の人々に、薬、医療品、一次医療サービスなどの医療支援を行いました。


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本件に関するお問い合わせ先

公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: info@careintjp.org
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