世界人道デー:困難な現場で人道支援に携わる人々に思いを寄せる日です

▲2009年からCAREに所属するサイード。緊急対応コーディネーターとしてガザの人道危機対応にあたる5児の父。
8月19日は「世界人道デー」。
2003年8月19日、バグダッドの国連事務所本部が爆撃され、22人の人道支援従事者が亡くなりました。以来、毎年8月19日は、困難な現場で人道支援に携わる人々に思いを寄せるための日とされています。
それから22年。人道支援の必要性はますます高まる一方で、人道支援従事者の危険も高まっています。今、正にこの瞬間も、ガザの現地チームとパートナーは、支援するコミュニティと同じ恐怖、飢え、悲しみに耐えながら、命を救う支援を届けるために働いています。
ガザでは、人道支援従事者と市民の間に境界線はありません。CAREのスタッフは援助者であると同時に、親であり、兄弟であり、隣人でもあります。何度も何度も避難を繰り返し、なかには10回以上避難している者もいます。
今日、ガザのスタッフは、安全な水、衛生設備、電気を確保することなく、テントや過密状態の学校で生活しています。他の人たちと同じように、食料を求めて行列に並びます。家族のために物資を配給し、他の人たちのために支援を確保しようとしています。そして悲嘆に暮れながら、それらすべてをこなしています。
精神的な打撃は計り知れません。ガザのスタッフは、燃え尽き症候群、道徳的傷害、生存者の罪悪感について語ります。彼ら・彼女らは救えない人々に心を痛めています。子どもたちの身を案じています。それでも彼ら・彼女らは現れます。そうしなければならないのです。他に誰もいないのですから。

©︎Juozas Cernius/CARE
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