歩く国際協力「Walk in Her Shoes 2020」報告書が完成しました
【キャンペーン総括からの一部抜粋】■概要日本でのWalk in Her Shoesの開催は本年で9回目となった。本キャンペーンのエントリー費、寄付金は、途上国や紛争・災害地域において、困難な状況にある女性と女子の自立を支援することで貧困削減を目指す、ケア・インターナショナル ジャパンの活動に活用される。■キャンペーン収益の増加「好きな時間、好きな場所で歩く」の参加者が昨年比254%となり、特別協賛企業数および協賛金も前年より大幅に増えたことから、昨年に比べ収益増につながった。「好きな時間、好きな場所で歩く」の参加者が増えた主な要因としては、企業による社員参加を促進するために 「ウォーキング・パートナー」枠を新設するなど、「好きな時間、好きな場所で歩く」 への企業単位での参加申込を積極的に促したためであると考えられる。当財団主催のチャリティウォークイベント、及び各地で個人または団体が自主的に行うチャリティイベントは、 新型コロナウイルス感染拡大に伴い全て中止したため、来年はイベント収益の増加も見込まれる。■ウォーキング・パートナーの新設「ウォーキング・パートナー」枠を新設し、計6社の賛同を得た。このうち3社は「好きな時間、好きな場所で歩く」に 参加。残り3社はチャリティウォークイベントへの参加予定であった。 加えて、「好きな時間、好きな場所で歩く」には、特別協賛企業1社、協賛企業1社からも社員参加 があり、 上記の3社と合わせると、計276名(全参加者の42.5%)の社員参加を得られた。■キャンペーンSNSの強化昨年に引き続き、キャンペーン専用アカウントで、Facebook、Twitter、Instagramを運用した。 SNSの投稿内容は、キャンペーンの告知、途上国における水問題や女性・女子が抱える課題など、 多岐にわたるものとなった。さらに、4月20日から4月30日の間に2度、5月26日から5月31日の間に1度、計3回「寄付金額3倍ウィーク」企画を実施。 これは、期間中、お題に沿った「C」の写真を投稿すると、通常の3倍である1枚300円が特別協賛企業からCAREへ寄付されるものである。SNSを通じた無料での参加によるキャンペーン情報の拡散強化を図った。 このような新たな試みにより、今年はSNSを通じて計1,956枚に及ぶ「C」の写真が寄せられ、昨年の4倍以上となった。■歩数報告方法の簡便化(手動入力または自動連携を選択)「好きな時間、好きな場所で歩く」の歩数報告において、 株式会社ナビタイムジャパンが運営するスマートフォン用ウォーキングアプリ「ALKOO」との連携を実施した。 「ALKOO」アプリを端末にダウンロードすると、それを持ち歩くだけで歩数の報告が完了するため、 手動入力での歩数登録の手間を省くことが可能になった。本年は、参加者がそれぞれ、「手動入力」または「自動連携」どちらかを申込時に選択する形式を採用した。 便利な一方で、手動入力と自動連携で歩数ランキングを共有できない、 またチーム参加の場合は、チームメンバーは同じ報告方法を選ぶ必要がある、といった制約があり、 次年度に向けた課題となった。この他、報告書には「好きな時間、好きな場所で歩く」の結果報告やアンケート結果、寄付金の使用使途など、詳細を掲載しています。ぜひご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
〒171-0031 東京都豊島区目白2-2-1 目白カルチャービル5階
Tel: 03-5950-1335 Fax: 03-5950-1375
Email: wihs@careintjp.org
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