広報インターンの活動:ジェンダー研修を受講しました
あけましておめでとうございます。広報インターンの渡辺です。
2022年の年の瀬が迫るなか、事務所で、一時帰国中の伊藤・東ティモール現地統括が講師となって、全スタッフとインターンを対象に、ジェンダー研修を実施しました。
ジェンダー平等と女性と女子のエンパワメントにフォーカスした支援活動に注力している組織の一員として、必須の研修。3時間にわたるワークショップを受講した所感を共有させていただきます。
ジェンダー研修ワークショップを受けて学んだことは大きく分けて3点あります。
1点目は、自分の中に存在している偏見や先入観と向き合うということです。今回のワークショップは、知らず知らずのうちに自分の中にある偏見(bias)に気が付くということを目的に行われました。自分が持っている男性像や女性像と向き合うことで、それがどこからやってきたものなのかより深堀して考えることができました。これらと向き合うことは、ジェンダー平等を進めていく中で、なにがそれを妨げているのか、原因を考えることにもつながると思います。
2点目は、日本と東ティモールの結果を比較するということです。今回、私たちが行ったワークショップは東ティモールでも行われています。そこでの結果を現地駐在員の伊藤さんから共有していただきながらワークショップを受けていました。現地に行ったことがないので、現地のことを知る機会にもなりました。
3点目は、職員同士の交流の場になったということです。コロナ禍でテレワークが増える中、なかなか職員全員がそろって話すという場を作ることが難しくなっていると思います。対面で話すことで、今まで知らなかった一面を知る機会になったと思います。こういったワークショップを開くことは人と人のつながりを作る機会として有効な手段であり、どの場所でも必要なものであると考えました。
普段何気なく感じていることや考えていることが、実は偏見だったのかもしれないと気が付くことが、自分の行動を変えるきっかけになると考えます。今回私たち職員の中でワークショップを行いましたが、他のメンバーで行えば結果は変わると思います。それもワークショップを行う面白さの一つなのではないでしょうか。自分と向き合うことは簡単なことではありませんがとても重要なことであると改めてこのワークショップを通じて学びました。
©︎Juozas Cernius/CARE
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