チェンマイのPM2.5危機|最も深刻な影響を受けるのは子どもたちです

毎年この時期になると、タイ北部は同じ問題に直面するも、今年はさらに深刻、と当財団がタイで実施する「ミャンマー避難民児童への教育支援事業 」のプログラム・アシスタントを務めるナワパット・ホムケイトはいいます。
今月上旬、チェンマイは世界でも最悪の大気質を記録した都市の一つとなり、PM2.5*の濃度は安全基準を大幅に上回りました。

*PM2.5とは、大気中に浮かんでいる様々な大きさの粒子状物質(Particulate Matter)のうち、2.5μmより小さいもののこと。1μmは1000分の1mmですので、肉眼では見ることのできない、非常に小さな粒子。PM2.5とは、ある特定の物質ではなく、多種多様な物質(化学成分)を含んだ、2.5μmより小さい粒子すべてを指す。
駐在員の会田やホムケイトが暮らすバンコクでも、住民は日々数値を確認し、外出するかしないかを決めているといいます。マスクをしている人も多いとのことです。
この数字の背後には、現実の生活があります。とりわけ子どもたちの生活です。多くの子どもが、咳、目の痛み、呼吸困難、さらには鼻血といった症状に悩まされています。なかには、屋内に閉じこもらざるを得なかったり、学校を休まざるを得なかったり、外で遊ぶといった、本来なら子どもたちが楽しむべき簡単なことさえできなくなっている子もいます。
主な原因は依然として周知のとおり、森林火災、野焼き、そして大気中の汚染物質を閉じ込める環境条件です。この問題に対処するための取り組みは継続されていますが、これは一つのセクターだけで解決できる問題ではありません。
これは単なる環境問題にとどまりません。子どもたちの健康、成長、そして未来にかかわる問題なのです。
きれいな空気は特権であってはなりません。それは、私たちが支援しているミャンマー避難民児童を含むすべての子どもたちが当然享受すべき権利なのです。
この事業は、ジャパン・プラットフォームの助成により実施しています。

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