「新型コロナウイルス感染症緊急支援募金」へのご協力のお願い
「新型コロナウイルス感染症緊急支援募金」へのご協力のお願い
日本をはじめ、世界中での感染拡大が懸念される新型コロナウイルス(COVID-19)は、今、途上国や紛争地域でも、確実に拡がりを見せています。世界保健機関(WHO)によると、2020年4月2日現在、206の国と地域において、827,419人以上の感染が報告されています。死者数も、40,777人に及びます。
このような非常事態を受け、CAREは、3月19日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大とそれに伴う社会的・経済的危機に対応するために、「緊急事態宣言」を表明。CAREとしてグローバルな連携と連帯のもと、新型コロナウイルス感染症への対応を優先し、一致団結して取り組むこと、またそのための必要な資金を獲得するために支援者への呼びかけを行うことを決定しました。
人類にとっての脅威が迫る中、世界100か国で活動するCAREの事業地でも、感染が拡がっています。そして、極度の貧困の中、慢性的な栄養失調にある子どもたち、自然災害で家や仕事を失い劣悪な環境で暮らす人々、また紛争下では医療へのアクセスが完全に閉ざされた人々などが、そこにはいます。
また、感染者を介護する役割を担う人の多くが女性であり、医療従事者においても70%が女性とされる中、特に、女性たちへの高い感染リスクが懸念されています。
今後、世界的な大流行(パンデミック)が急激に進行し、女性や女子、そして難民など、最も弱い立場におかれた人々への必要な支援がより困難になる前に、CAREは、これまでのエボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)、コレラなどの感染症への対応経験を活かし、すでに世界各地で展開している水と衛生や保健に関する活動の強化・拡大等を通じて、以下のような支援を速やかに実施していく予定です。
・手洗いの励行など、ウイルス感染予防対策や衛生啓発
・安全な水、衛生用品、食糧等の提供(現金給付やクーポン券配布を含む)
・学校や医療施設等への石けん、消毒剤、薬、医療用マスク、防護服、毛布等の提供
・最前線の医療従事者や介護者への支援
・新型コロナウイルスやその予防等に関する適切な情報の発信
ウイルスに「国境」はありません。
日本で今、私たちの生活や命を脅かしている新型コロナウイルスに打ち勝つためには、一刻も早い、途上国や紛争地域を含むグローバルな感染予防対策および感染者の適切な保護が必要です。
CAREは、貧困や紛争、迫害や暴力の中にありながらも、さらなる新型コロナウイルスの脅威に直面している、最も弱い立場にある人々へ確実に支援を届けます。一人でも多くの救える命を救うために、どうか、ご寄付をお願いします。
【寄付金の使途および支援状況報告について】すでに、一部の国や地域では、上記のような支援を開始しています。同時に、世界各国のCARE事務所を通じて、事業地における感染者情報や支援ニーズ等についての情報収集を急ぐとともに、今後、国や地域ごとに異なる具体的な支援内容について速やかに検討していきます。日本の支援者の皆さまからのご寄付の使途については、ケア・インターナショナルとの調整のもと、今後、適正に決定させていただきます。また、支援状況につきましては、随時、当ホームページおよび公式SNSにて、発信して参ります。twitter: CAREjpFacebook: www.facebook.com/CAREjp
【あなたのご寄付で、このような支援が可能になります】
3,000円
例えば、2世帯の家族に石けんやタオルなどが入った「衛生用品キット」を配布することができます。
10,000円
例えば、10人に手洗いなどの衛生習慣のトレーニングを提供できます。
35,000円
例えば、学校または医療施設に1つの手洗い施設を建設することができます。
【ご寄付の方法】1.オンライン募金(クレジットカードがご利用いただけます)※支援の種類の項目で「今回の寄付」をご選択の上、寄付の使途として、「新型コロナウイルス感染症緊急支援事業」をお選びください。2.郵便局からのご送金〈口座番号〉 郵便振替 00150-4-49006〈加入者名〉 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン*振込用紙の通信欄に「新型コロナ(W)」と明記してください。なお、これらの記載のないものは、一般寄付として処理させていただきますのでご注意ください。*お振込み手数料が免除になります。お振込みの際には郵便局窓口でその旨お申し出ください。
【領収書発行を希望する皆様へ】
ケア・インターナショナル ジャパンへのご寄付は、確定申告の際に、寄付金控除の対象となります。詳細については、こちらをご覧ください。なお、寄付金控除のお手続きには領収書が必要となります。領収書の発行については以下をご覧下さい。
1.オンライン寄付の場合:「領収書の送付」の項目にチェックを入れて下さい。
2.郵便局からの送金の場合:振込用紙の通信欄に「領収書要」と明記して下さい。
*当財団は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、当面の間、すべての職員の在宅勤務を奨励していることから、領収書の発送が大幅に遅れる可能性がございます。予め、ご了承ください。
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