
農家として成功するためには、何が必要でしょうか。優れた栽培技術だけではなく、綿密な計画、農業への投資、そして買い手との強い信頼関係も重要です。
先日、「遠隔集落における生業と食の改善事業」の一環で、エルメラ県のアイラエ、アイアベ、イラット、イラットコーラの4つのコミュニティで、農民グループ間の相互学習活動を実施しました。女性49名を含む計85名の農民グループメンバーが参加しました。
学び合いから、農業ビジネスの成功へ 東ティモールの農家たち

今回の活動の中心となったのは、マナトゥト県ナタルボラで園芸農業に取り組む農民グループAGROTECの代表、ルイス・フェルナンデスさんから直接話を聞くことでした。
2025年に設立されたAGROTECは、わずか5名のメンバーで1ヘクタールの農地を運営しています。商業的な野菜生産に加え、利益の分配、貯蓄、多様な販売先とのネットワークを組み合わせた農業経営モデルを築いています。
ルイスさんは、堆肥の活用、日々の作物の観察、病害虫の管理、生産計画、農業への投資、そして買い手との良好な関係づくりなど、園芸農業を成功させるための実践的な経験を共有しました。
参加した農家にとって、こうした経験を直接聞くことは、農業を単なる食料生産の手段としてだけではなく、収益を生み出すビジネスとして発展させるための貴重な学びとなりました。

「今回の活動を通じて、新しい知識や経験を得ることができ、とてもうれしく思います。野菜の適切な栽培方法、市場の開拓、買い手との関係づくり、生産性を高めるための投資について学びました。私たちのグループも、将来、成功できると信じています」と話すのは、アイラエ集落のRaemege農民グループのリーダー、アグスティーノ・ダ・シルバさんです。
また、アイアベ集落のDeduli Haburas農民グループのリーダー、ルシア・ブイさんも、成功している農業の実践を実際に見て、経験を直接聞くことができたことは大きな刺激となり、学んだことを自分たちのグループでも取り入れていきたいと話しました。
他者から学ぶことは、新たな可能性を切り開きます。経験や実践的な知識を共有することで、農家は生産を改善し、農業経営を強化し、収入を増やすための新たな方法を見つけることができます。
CAREは本事業を通じて、今後も農民グループ間の相互学習や実践的な知識の共有を支援していきます。
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