
日本NGO連携無償資金協力をうけて、当財団が東ティモールで実施している「遠隔集落における生業と食の改善事業」。
新年度を控えた2月17日、在東ティモール日本国大使館において、本事業にかかる贈与契約署名が、山本恭司駐東ティモール日本国大使(上写真右)と児玉光也当財団事務局長(同左)によって行われました。
この事業は、女性の経済的エンパワメントと農業の多様化を通じて、貧困削減を目指すものです。
▼活動の詳細は以下からご覧いただけます。
2025年度は、生業手段の多様化と収入創出と女性の経済的エンパワメントの促進に向けて取り組みました。
生業手段の多様化と収入創出

貯水タンクの建設や点滴灌漑用水設備の敷設を通じて、雨期の天水頼りの自家消費用の穀物栽培中心の農業から、乾期の野菜栽培を可能とする農業への転換を促進しました。また、農民を市場につなぎ、マーケティング戦略の策定を支援し、野菜の収穫・販売が農民の生業手段の1つとして加わりました。
その一方で、域内での野菜販売が優先される傾向があります。今後の野菜の生産拡大を見据えれば、域内の市場規模は小さく、持続的な収益向上の面でも、より大きな市場へのアクセスが求められるため、改めて市場のニーズ調査・分析を行い、販売戦略を再構築していきます。
女性の経済的エンパワメントの促進

村落貯蓄貸付組合の活動を通じ、織物やコーヒー等の販売による小規模ビジネスの立ち上げ、子どもの学費や生活必需品の購入等、女性が家計に良い影響を与える機会を創出しました。その一方で、農民グループの活動においては、男女メンバー間の作業の役割分担や女性メンバーのリーダーシップの発揮等、人々の行動変容の面で課題が残りました。2026年度以降、女性がより積極的に活動できる環境作りを強化していきます。
関連情報
■遠隔集落における生業と食の改善事業
■【動画】駐在員が解説!「遠隔集落における生業と食の改善事業」
■コーヒーの可能性に着目し、生業手段の多様化に取り組んでいます
■東ティモール「遠隔集落における生業と食の改善事業」スタッフ紹介
■「日本祭り2025」に参加しました(2025年10月6日)
■事業の成果をお披露目(2025年10月2日)
■「栄養と食習慣の改善」にも取り組みます
■開始から1年。事業の進捗と駐在の1日はどう変わった?
■村落貯蓄貸付組合(VSLA)とは
本件にかかるお問い合わせ先
公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
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