東ティモール|給水設備の保守にかかる研修を行いました

4月7日から10日にかけて、当財団が「遠隔集落における生業と食の改善事業」を行う東ティモールの山岳部アッサベのアタラ、ラサウン、バボエ・レテン、マラベの4つの村において、村人たちが毎日利用する給水設備を管理するグループを対象に、修理や点検の方法を学ぶ研修を行いました。研修には、女性15名、男性16名、合計31名が参加しました。
この地域では、この事業を始めるまでは、給水設備を日常的に管理する体制が十分ではなく、壊れたときに修理するための知識や技術が足りないという課題がありました。こうした状況のなか、いくつかの給水設備は長い間きちんと手入れされないまま壊れてしまい、特に乾季には水が不足することがありました。その影響で、乾季には農業ができず、収入が減ったり、食事の栄養が偏ってしまったりする問題にもつながっていました。

今回の研修は、こうした悪循環を少しずつ改善していくための大切な一歩です。研修では、参加者が熱心に質問をしたり、これまでの経験を話し合ったりしながら、実際に修理を行う練習をしました。また、昨2025年から水道料金の徴収を始め、集まった資金は、実際に壊れた設備の修理やバルブの交換にも使われています。研修を通して、「自分たちで直せる」という自信と、設備を大切に使い続ける意識が高まりました。
この事業では、今後も給水設備の管理グループを継続して支援し、安心して水を使い続けられる地域づくりを進めていきます。
日々の小さなメンテナンスの積み重ねが、コミュニティの安心と幸せにつながります。
©︎Juozas Cernius/CARE
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