東ティモール|野菜栽培の技術研修を行いました
4月中旬、当財団が「遠隔集落における生業と食の改善事業」を行う東ティモールの山岳部アッサベの4集落において、農民グループメンバーを対象とした野菜栽培の技術研修を実施しました。
伝統的な農業から有機農法を取り入れた農業へ
この研修には、農民グループのメンバー計85名(女性49名、男性36名)が参加しました。本事業の技術スタッフと県農業局の農業技術普及員が講師を務めた研修では、東ティモール農業省が推奨する「良い農業実践(有機農業を中心とした農業技術)」に沿って、野菜の技術的な栽培方法について指導しました。
具体的には、土地の準備、適切な植栽間隔、作物の管理、堆肥(液体・固体)の作り方、果物を使ったMOL(微生物液)の作製、バイオ炭、発酵堆肥、液体農薬の作製など、すべて有機的な手法に基づく実践と、それらをどのように適用・計算し、品質と収量を確保するためにモニタリングや管理を行うかについて、実践を交えて研修を実施しました。
この地域の人々は、ほとんどが雨期の間だけ穀物類を中心に植える伝統的な農業を行っており、近代的な農業システムに関する知識が十分ではありません。こうした知識の不足は、生産量や収入の低下、市場競争力の低下、生産拡大への意欲の減退につながっています。このような活動は、これらの課題に対応する重要な一歩となりました。
良い収穫は、良い知識と計画、そして丁寧な管理から生まれる
今後もスタッフが継続してフォローアップをし、実践をサポートしていきます。この研修を通して、「良い収穫は、良い知識と計画、そして丁寧な管理から生まれる」という学びを得ることができました。
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