事務局長が東ティモールの農業・生業支援と教育支援の現場を訪問しました
6月20日から25日まで東ティモール に出張しました。首都ディリから四輪駆動車に揺られること片道7時間、山間のプロジェクト地アッサベへ。農業・生業支援や教育支援の現場視察を行いました。
対象地域住民から「水設備整備により、過大な水やりの負担が減った。乾期の野菜栽培環境は向上し、通年で農業活動を行え、生業手段は多様化している」、「生産物を市場で販売し、収入向上につなげたい」、「(貯蓄貸付組合 の)資金を基に #タイス (伝統織物)製作・販売したい」との声が多く聞かれました。
日本では生徒それぞれの所持が当たり前の教科書。今回訪問した学校の先生は、「教科書が教師分しかないなか、CAREの学習補助教材「ラファエック」は、生徒全員、その保護者、教師に無料配布され、識字率や教育の質の向上に役立つ有益な情報を提供し、東ティモールで最も普及している冊子」と力を込めました。
我々の活動は、地域社会の持続可能な発展に向けた重要な取組みの一環として高く評価されています。今後も、現地のニーズに即した支援を継続し、プロジェクトの更なる発展を図る予定です(児玉事務局長)。
■「遠隔集落における生業改善事業」開始(2024年3月28日)
■2023年度「学習教材『ラファエック』を通した自立支援事業」活動報告(2024年5月15日)
■東ティモール:遠隔集落における生業改善事業」
■東ティモール「農業用水改善事業
■事務局長 着任のご挨拶(2024年1月31日)
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