トルコ・シリア地震:シリア北西部の学校やモスク、避難所などへの物資輸送を行っています
9日、CAREトルコ*は、物資を輸送する幹線道路が寸断されるなど、非常に厳しい状況のなか、トルコのテュルキエから国境を越えてシリア北西部への物資輸送を開始。6台のトラックで食糧などを輸送し、翌日には、防寒着キット(1,000 人分)、食糧パッケージ (16,000 世帯分)、衛生キット(1,000 世帯分)、ヒーター(300世帯分)の物資を配布しました。
*CAREのシリアにおける活動は、CAREトルコが中心となり、震災前から長きにわたりシリア国内のパートナー団体とともに、難民支援に注力しています。
15日には、トルコ南部のアダナ空港に16,980枚の毛布を含む緊急物資の航空便が到着しました。写真は、地元のパートナー団体を通じて、シリア北西部の被災者数千人に配布される毛布を含む緊急物資の輸送を見守るスタッフ。
今後も以下の活動に注力しながら、4か月間で9万人の被災者に緊急支援を届けていく計画です。
◇食糧、水、衛生キット、現金など命をつなぐ緊急支援物資の配布
◇毛布、マットレス、テント、ヒーターなど防寒に必要な支援物資の配布
◇専門スタッフによる被災者への心のケア
◇瓦礫の処理
◇その他、現地状況に応じた人道援助
また、これまでの世界中で展開する他の人道支援対応と同じように、短期的な緊急支援にとどまらず、その後の復興支援に至るまで、しっかりと被災地と人々の生活の再建を見届けるまで長期的な支援を継続していきます。
どうか、一人でも多くの皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
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崩壊した自宅前で暖をとる女性たち(トルコ南部ハタイ近郊)
©︎Juozas Cernius/CARE
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