新型コロナウイルス感染症緊急支援事業:インドにおける感染の急拡大をうけて、更なるご協力をお願いします
CAREインドは、最も支援が求められている分野に対し、以下の3つの対策を講じています。
●コロナ専門病院や保健センターの開設
病床、酸素、医療従事者、医薬品、防護具などが整った施設を設け、政府の対策を補っています。
・インド全土の既存の保健センターの患者対応、治療、装備の強化を図り、重症患者を高度医療につなげる橋渡しをしています。
・最貧困で最大人口の州の一つとされるビハール州に職員を派遣し、地元政府と協力し、州都のパトナにおいて、2つの高度コロナ・ケア・センターを開設し、2つの施設をあわせて200の病床を確保しています。
・同州においては、更に5つの同様のセンターの設置が求められています。加えて、ウッタルプラデーシュ州、マハラシュトラ州、デリーなどにおいても、高度な施設の開設が求めれています。
ビハール州のスタジアムを改装した保健センター。100の病床を確保。
政府の指針にそったコロナ・ワクチン接種の促進を支援し、ワクチンの啓発に協力しています。
・インドには世界的なワクチン製造会社があるにもかかわらず、ワクチン接種を受けた人は国民の1.5パーセントにとどまっています。CAREインドは、ワクチンの有効性について、政府と協力して、適切な情報発信を行い、設置した施設等を通じて、ワクチン接種の促進を図っています。
感染予防にかかる行動変容を促し、出稼ぎ労働者などに緊急物資の配布を行っています。
・全国民のワクチン接種が終了するまで、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保、手洗いの必要があることを伝え、行動変容を促しています。
・職を失った出稼ぎ労働者が帰省し、地元での感染拡大を生じさせないよう、都市部に留まれるよう緊急支援物資の配布や医療品の配布を行っています。
これらの活動が継続できるよう、引き続き、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
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©︎Juozas Cernius/CARE
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