世界保健デー:トルコ・シリア地震被災者が直面している様々な健康リスク
今日、4月7日は「世界保健デー」です。
2か月前に発生したトルコ・シリア地震において、発生直後の健康ニーズは、主に身体的外傷と医療サービスの中断に関するものでした。しかし、被災したコミュニティが徐々に立ち直ろうとしている中、人々(特に女性と女子)は、より長期的な健康リスクに直面し、より広い地域で起こりうる感染症の流行に不安を感じています。
シリア北西部において、地震発生以前に発生したコレラは、深刻な公衆衛生の脅威であり、地震による水、衛生設備、衛生インフラの甚大な被害により、さらにリスクが高くなっています。すでに栄養失調に苦しんでいる子どもたちや、避難民キャンプに住む妊娠中や授乳中の女性たちなど、弱い立場にある人々は特に支援を必要としています。
CAREは、シリア北西部の安全で十分な水の供給が受けられない家族に対し、1人あたり1日30~35リットル(約9.25リットル)の水をトラック輸送することで支援しています。また、国内避難民が多く住むキャンプやコミュニティを中心に、水道網を復旧させるために既存の給水所の運営を支援するとともに、水や衛生に関する活動を通じて191,000人以上の人々に支援を行い、174,323個以上の衛生・尊厳キットを配布しています (4月2日時点)。
CAREはグローバルなネットワークを駆使し、これまでに実施した豊富な緊急支援活動での経験やノウハウも活かしながら、被災地の人々が身体的にも、精神的にも健康を保てるよう、様々な角度からの支援活動を展開してまいります。
以下の3つの方法にて、「トルコ・シリア地震被災者緊急支援募金」を受け付けています。現地での支援活動を続けていくことのできるよう、どうか温かいご寄付によってCAREを応援ください。
1.クラウドファンディングでのご寄付
5月15日まで、下記のページにてクラウドファンディングを行っています。
現在、NEXTゴールの150万円に挑戦中です。ぜひ、応援をよろしくお願いいたします!
▶クラウドファンディングページ
寄付金にかかる決済手数料が免除される取り組み「GIVING100 by Yogibo(ギビングハンドレッド)」の適用があり、団体にとっては寄付金の多くを活動に利用することができます。
2.クレジットカードでのご寄付
こちらから「今回の寄付」をご選択の上、寄付の使途は「トルコ・シリア地震被災者緊急支援事業」をお選びください。
各種クレジットカードをご利用いただけます。
3.郵便局からのご寄付
<口座番号> 00150-4-49006
<加入者名> 公益財団法人 ケア・インターナショナル ジャパン
※郵便局窓口にて、振込手数料が無料の口座である旨お申し出ください。
※お振込いただく際は、振込み用紙の通信欄に必ず「トルコ・シリア(W)」と明記してください。記載がない場合は一般寄付としてお取り扱いいたします。
寄付金については「寄附金控除」の対象となります。
個人および法人の皆さまからのご寄付は、確定申告の際に、寄付金控除の対象となります。なお、個人の皆さまへの領収書は、ご希望いただいた方にのみ発行させていただきます。必ず通信欄にその旨明記していただくようお願い申し上げます。
【領収書発行を希望する皆様へ】
寄付金控除のお手続きには領収書が必要となります。領収書の発行については以下をご覧下さい。
・オンライン寄付の場合:「領収書の送付」の項目にチェックを入れて下さい。
・郵便局からのご寄付の場合:振込用紙の通信欄に「領収書要」と明記して下さい。
*当財団は、現在、すべての職員の在宅勤務を奨励していることから、領収書の発送に時間を要する可能性がございます。予め、ご了承ください。
■被災者に安心感を与えるテント(3月31日)
■【最新報告】大雨で拡大する被害、女性たちの抱えるリスク(3月24日)
■【動画】CARE USAミシェル・ナン会長によるメッセージ(3月16日)
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■発生から1か月 -地震直後の混乱を伝えるCAREスタッフ(3月6日)
■「難民」と「受入国」の両方が、今、災難に直面しています(3月1日)
■現地パートナー団体と連携して、支援を開始しています(2月20日)
■シリア北西部の学校やモスクほか避難所などへの物資輸送を行っています(2月15日)
■「トルコ・シリア地震」クラウドファンディングを開始しました(2月13日)
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