

13歳のナタリーナちゃんは重い荷物を背負っています。それはティモールの慣わしで兄弟の中で一番年上であることによる責任であり、ナタリーナちゃんは家族が十分な収入を得るために親と一緒に働かなければならないのです。
「月曜日と火曜日は(学校に)行かないの。だって家事や買い物のために両親を手伝わないといけないから」とナタリーナちゃんは教えてくれました。学校に行く日は、彼女は朝早く起きて仕事をこなしておかなければなりません。「学校に行く前に、家を掃除して、皿洗いをして、家畜に餌をやって、昼食も作るの」といいます。そのような負担があるため、彼女はすでに2年も留年しています。
学校が終わって家に帰ると、兄弟の世話をして、水汲みや薪拾いのために外へ歩きに出たりしなければなりません。遊ぶ時間など全くないのです。ナタリーナちゃんは勉強をすることが大好きですが、宿題をやる時間もとうてい十分とは言えません。
ナタリーナちゃんは学校が大好きで、好きな科目はテトゥン語、つまり東ティモールの公用語だといいます。そして彼女はいつか教師になる日を夢見ています。
しかし何かが変わらなければナタリーナちゃんの夢が達成される見込みは低いでしょう。彼女の母親は私たちにこう話してくれました。「お金がないからという理由で子供たちが学校を終えられなくなるのではないかと心配です。それが私の不安なのです」